結成13年!KAT-TUNが仕掛ける“同窓会的恋落とし”とは!?
<ジャニヲタ歴20年・みきーるのJ-ウォッチ>

 『トランスフォーマー』という作品があります。

 これは日本のロボット玩具に端を発し、世界的なブームとなったもので、30周年となる今夏には『トランスフォーマー/ロストエイジ』なる劇場映画が公開されます。時にロボットに、乗り物に、はたまた動物の姿に擬態してハードな戦闘に臨むのが、金属生命体たるトランスフォーマー。

 そして今、“茶目っ気あるオトナ男子”にトランスフォームしたのが、今年結成13年を迎えたKAT-TUNなのです。

 結成当時15歳の少年だった亀梨和也さんは、28歳の素敵な男性になりました。(田口淳之介さんも28歳、上田竜也さんと中丸雄一さんは30歳で、みなナイスガイにご成長されました)。

◆昔は”不良っぽくて苦手”だった女性たちが……

 そんなオトナKAT-TUNですが、どうやら最近“同窓会的恋落とし”を得意としている模様です。

 KAT-TUNの結成当時、もしくはCDデビュー当時(2006年)は、「KAT-TUN? なんか不良っぽくってニガテかも」とか、「カッコイイとは思うけど、私なんかが声かけたら“は?”ってにらまれそうなイメージ」から、遠巻きに彼らを見ていた層がありました。

 ですが時を経て、いくつかの苦い経験もしてきたKAT-TUNは、大人らしい包容力をまとって再び彼女らを魅了せんとしています。

 チャラカッコイイKAT-TUNを敬遠していた女子たちが、「『Going!』の亀のスーツ姿にグッとくる!」とか、「『シューイチ』の中丸くんになごむ!」とか、「『炎の体育会』」で上田くんにハマった!」とか「田口くんの『フォレスト・ガンプ』(舞台)、超感動した!」などと語りはじめたのです。

 彼女らの共通点は、最初っからKAT-TUN目当てにチャンネルを合わせたり、舞台に出かけたりしたわけではないということ。なんとなく点けたテレビで、友人に誘われた舞台で、魅力的な大人になった彼らを目の当たりにし、心奪われてしまったと。

 その感覚はまるで、“気になってたけど昔は怖くて距離を置いてたクラスの男子に同窓会で再会してときめいちゃった感じ”なのだそうです。

 なんというか、今なら「亀梨くんのことカッコイイと思ってたけど、昔は言えなくて。あの頃よりもっとカッコよくなったね!」とか言っても「本当!? 言ってくれたらよかったのに」くらい返してくれそうな気さえする。「は?」から「本当!? 言ってくれたらよかったのに」へのハードルダウンは重要です。

 で、「そういえば、亀梨くんってKAT-TUNなんだよね。KAT-TUNが歌ってるとこ、ナマで観たいな……」みたいになっていく。

 おそるべし、“同窓会的恋落とし”!

 少年のきらめきを宿したまま、大人らしく優雅な刀さばきを身につけた。

 それが今のKAT-TUNなのだと思います。

 初陣と同じフォーメーションはとれずとも、その輝きは褪せることはありません。

 2014年7月8日、2002年に初めて単独コンサートを行った東京国際フォーラムから、ライブツアーをスタートするKAT-TUN。ずっと見守ってきた方はもちろん、“同窓会落ち”した方も、見逃せない公演になりそうです。

【KAT-TUN】
8枚目のニューアルバム『come Here』(ジェイ・ストーム)が好評発売中。
“KAT-TUN LIVE TOUR 2014 cone Here”は、7月8日(火)東京国際フォーラムを皮切りに、グランキューブ大阪(7/17、18)、横浜アリーナ(7/26、27)、北海道立総合体育センター(8/9、10)、名古屋・日本ガイシ スポーツプラザ(8/14)、宮城・セキスイハイムスーパーアリーナ(8/16、17)、マリンメッセ福岡(8/23、24)、広島グリーンアリーナ(9/13)、東京・国立代々木競技場第一体育館(9/26、27、28)、大阪ドーム(12/30、31)の全国10会場で開催。

※映画『トランスフォーマー/ロストエイジ』公式サイト http://www.tf-movie.jp/

<TEXT/みきーる ILLUSTRATION/二平瑞樹>

【みきーる】
編集者&ライター。出版社勤務を経て、2000年に独立。ふだんは『週刊アスキー』などパソコン誌や女性誌、ウェブサイトで編集・執筆。著作に『ジャニヲタあるある』『ジャニヲタあるある フレッシュ』『ジャニヲタ談話室!』など(イラストはいずれも二平瑞樹)。ジャニヲタ歴は、約20年。KinKi Kidsの担当に始まり、現在はグループを問わず応援する“事務所担”。mixiコミュニティ“ジャニーズチケットお見合い処”管理人。Twitterアカウント:@mikiru