貝デートがブームの兆し

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リクルートライフスタイルが運営する、グルメ・クーポン情報サイト「ホットペッパーグルメ」が、外食のプロフェッショナルらを集めて開いている『ホットペッパーグルメ トレンド座談会』(HPGトレンド座談会)で、『貝』をテーマにした議論が交わされた。

ますます貝を楽しむ環境は整っていく

ホットペッパーグルメリサーチセンターの調査によると、さまざまな貝料理のなかで、この1年で一番ファンを拡大しているのが『焼ガキ』。2014年に『焼ガキ』を食べた人の中で、食べる回数が増えたと回答した人は26.3%にものぼった。背景には貝類を中心とした浜焼き専門店やカキ小屋などが都市部を中心に店舗を増やしていることが考えられるという。

また、この1年でオイスターバーや貝料理を主体とした店で貝料理を食べたことがあると答えた人に、「誰と行ったか」を調査すると、20代では「恋人や異性の相手と2人で」という回答が3割以上に。「貝は嗜好性が高い食べ物というイメージもあり、会食や接待などでは『ひょっとすると(相手が)苦手かもしれない』とお店選びの時点で敬遠される傾向があるようだが、20代ではその高い嗜好性を逆手に取った"貝デート"がブームの兆しを見せています」という。

貝を専門的に楽しめるお店と言えば、 かつては寿司店や炉端焼きなど、 "大人のお酒の席"に限られていたが、ここ数年でオイスターバー、カキ小屋、 ワインバルなどが増えて、若い人にとってハードルが低くなったという見方もできそうだ。

「リーマンショック後、外食を特別視する傾向が高まっており、家で食べられないもの、専門性の高いもの、という食事を提供する業態が好調です。貝もその一つ。中食産業が様々な分野で売上を伸ばしていますが、貝はまだまだ外食で楽しむもの。いわば外食の聖域と言えます。最近では様々な種類の貝に対し、様々な食べ方の提案があり、ますます貝を楽しむ環境は整っていくと思います」 (『HPGトレンド座談会』の有木真理座長)