4年に1度の特別な思い出に……ということなのか、ワールドカップ期間中に恋人にプロポーズする人が続出。アメリカが勝利を収めたガーナ戦では、米サポーターが恋人に結婚を申し込み見事に成功していた。

そして6月29日(日本時間30日)に行われたメキシコ対オランダ戦では、メキシコ代表サポーターの男性がガールフレンドに結婚を申し込んだ。お互いにスコアレスで折り返した後半3分、メキシコのジオバニ・ドス・サントスが先制点を決めたところで「これはイケるかも!」と思ったのか、試合終了まであと数分のところで恋人にプロポーズ! ……したところまではよかったが、その直後に試合は急展開を迎える。

後半43分、ウェズレイ・スナイデルの強烈なミドルで同点に追いつかれたメキシコは、その直後の49分に微妙なジャッジからオランダにPKを献上。クラース・ヤン・フンテラールのシュートで2対1とされ、まさかの逆転負けを喫してしまった。



とはいえ、肝心のプロポーズのほうは無事にOKをもらえたようで、居合わせた人がTwitterに投稿した写真には、嬉し涙を流しながら指輪をはめてもらう女性の姿が。

だが、そこには「この人、オランダが得点した瞬間にプロポーズしたよ。やっちまったな」というメッセージも。メキシコにとってはまさに“天国から地獄”な結果に、ツイートした人も「(メキシコが逆転された後の)彼女は不満気な顔をしていた」と付け加えている。



プロポーズについて語るたびに、敗戦の悔しさを思い出すことにならなければよいのだが……。とはいえ、二人の幸せを祈りたい。

【参照記事】
American fan proposes to girlfriend during USA's 2-1 win over Ghana

【関連記事】
オランダの航空会社、メキシコ代表を挑発しツイッター炎上「アディオス、アミーゴ!」
監督にドリンクをぶっかけた!? アルゼンチン代表選手の仰天行動
岡崎慎司の顔面にヒジ打ち! コロンビアDFの悪質プレーの判定に海外メディアもブーイング