スアレス獲得目指すバルセロナ、「噛みつき禁止条項」盛り込みへ

写真拡大

 バルセロナがウルグアイ代表FWルイス・スアレス(リバプール)の獲得に向け、本腰を入れたようだ。『ミラー』によると、バルセロナはスアレスに対して週給16万ユーロ(約2214万円)の5年契約を用意しているという。

 ただ、特別条項も組み込まれる見込み。スアレスは24日に行われたブラジルW杯グループリーグ第3戦のイタリア代表戦で、DFジョルジョ・キエッリーニに対して噛みつき行為を行ったとしてFIFAから処分を受けた。処分は重く、9試合の国際試合出場停止のほか、4か月間のサッカー活動の禁止、罰金10万スイスフラン(約1135万円)の処分が下っている。スアレスは過去にも2度の噛みつき行為を行っており、常習性も考慮されての裁定がなされた。

 バルセロナもこの悪癖に対して特別に「噛みつき禁止条項」を作って盛り込む見込み。“病気”が再発した場合は、契約違反として罰せられることになる。

 また移籍金についてもリバプールは8000万ユーロ(約110億円)を要求しているようだが、バルセロナ側は今回の件もあり、半額の4000万ユーロ(約55億円)に抑えたいようだとしている。