1番の敗因となった不安定なティショット(撮影:ALBA)

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<日本女子アマチュアゴルフ選手権競技 4日目◇28日◇大洗ゴルフ倶楽部>
 アマチュア女子日本一を決める「日本女子アマチュアゴルフ選手権」の4日目。28日(土)の午前中にはベスト8に進出した選手たちによるマッチプレーが実施され、今季の国内女子ツアー「KKT杯バンテリンレディスオープン」で史上最年少優勝を達成した勝みなみ(鹿児島高1年)は佐藤耀穂(埼玉栄高3年)と対戦した。
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 フロントナインは一進一退の攻防だった。2番ホールで勝がパーをセーブして1アップを先取すると、続く3番からは佐藤が連続してアップ。この時点で勝の1ダウンとなったが、6番で再び勝がアップを奪いオールスクエア。結局、前半はこのままマッチが動かず、並走した状態でバックナインのプレーに入った。
 しかし、バックナインでは試合が大きく動き始める。
 後半出だしの10番パー5、勝の放ったティショットは右に飛び出し、そのまま林の中へ。さらに、木の間を狙ったセカンドが木に当たって跳ね返るなど、このホールはトラブルを重ねて、佐藤に再びリードを許してしまった。「ここは捨てる」と気持ちを切り替えた勝だったが、続く11番では5メートルのバーディトライを決められず分け。すると、続く12番から連続ボギーを叩いて、佐藤にアップを献上し、3ダウンを喫してしまった。
 そして、共にパーで2ホール続けて分けると、16番は佐藤のドーミーホールに。このホール、引き分けでも勝の負けとなるが、結果は勝のボギーに対して、佐藤がパー。最後まで流れをつかむことができず、4&2で佐藤が勝利。勝のアマチュア日本一への挑戦はベスト8進出で終了した。
 「なんかちょっと噛み合わなかったかな。しょうがないです。これが私の実力だと思って受け止めて、次の試合までに少しでも上手くなりたいです」。この日は、午前中の2ホールでアップを奪ったものの、いずれもスコアはパー。1日を通じてバーディを奪えない苦しい展開に、勝の表情には悔しさが滲み出ていた。
 不調の大きな要因は不安定なティショット。この日は、ドライバーを右にミスすることが多く、林間コースの大洗ゴルフ倶楽部では林の中や木の下からセカンドを打つ場面もしばしば。「気分的にドライバーが真っ直ぐいけば、良いスコアが出るんですけど…」と話すように、ティショットが不安定なためアイアンで思うようにチャンスメイクできず、パッティングのリズムにもズレが生じてしまい、この日の敗戦につながった。
 尚、佐藤の他には、蛭田みな美、橋本千里、三浦桃香がベスト4に進出。今季の国内女子メジャー「日本女子オープン」の出場権を獲得した。
<ゴルフ情報ALBA.Net>