第18回 文化庁メディア芸術祭大賞決定!東京・六本木で受賞作品展も開催

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メディア芸術の総合フェスティバルである文化庁メディア芸術祭が、アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガという4部門における第18回の受賞者を発表。欧米諸国はもちろん、中東や南米、アフリカまで、世界71か国から集結した3,853作品の中の頂点が決定した。さらに2015年2月4日(水)から2月15日(日)までの期間、選ばれた受賞作等が並ぶ受賞作品展が、東京・六本木にある国立新美術館を中心に開催される。

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エンターテインメント部門大賞は、モバイルゲームアプリケーション「Ingress」、アニメーション部門大賞は「The Wound」、どちらも海外のアーティストが受賞。その中でマンガ部門大賞は、近藤ようこと津原泰水の「五色の舟」が選出された。これは太平洋戦争末期に生きた、体の不自由な男女5人の物語。津原が小説を執筆し、近藤が絵を添え、小説とマンガを一体とした新しい作品が誕生した。

さらに受賞作品展では、応募のあった作品の中から厳選した約160点を一堂に紹介。作品の展示や上映だけでなく、アーティストやクリエイターによるトークイベントやパフォーマンス、ワークショップ等の約40のプログラムが開催予定だ。

【イベント詳細】
平成26年 第18回 文化庁メディア芸術祭受賞作品展
開催期間:2015年2月4日(水)〜2月15日(日)
会場:
・国立新美術館
住所:東京都港区六本木7-22-2
・シネマート六本木
住所:東京都港区六本木3-8-15
・スーパー・デラックス
住所:東京都港区西麻布3-1-25 B1F
※開館時間と休館日は、会場によって異なる。
入場料:無料
内容:展示、上映、マンガライブラリー、パフォーマンス、デモンストレーションなど
■贈呈式
日程:2015年2月3日(火)
会場:国立新美術館
※今年度は、アート部門の大賞作品は該当なし。

【問い合わせ先】
文化庁メディア芸術祭事務局
TEL:03-5459-4668(9:00〜20:00)