最近のタクシー会社は、各社さまざまなサービスを打ち出している。たとえば、「女性専用車両」ならぬ「女性優先タクシー」。日の丸交通(本社=東京・文京区)は、女性客限定で女性運転手が迎車に向かうサービス(ただし、流し営業中は男性も拾う)を年内にも始める予定だ。

 同社は約50人在籍する女性運転手を倍に増やす。背景にあるのは新たな顧客発掘と、運転手の高齢化による人材不足だ。

「現在は50代が中心となっていますが、今後は20〜30代の女性運転手の育成も目指します」(日の丸交通)

 また、バーベキュー用の食材と道具を積み込んだ車で施設まで送迎する「バーベキュータクシー」を展開するのは千代田タクシー(本社・静岡市)。

 片道30分以内の場所なら往復5960円(4人小型)。ゴミはタクシー会社が持ち帰るため、「気軽に利用できる」と好評だ。

 第一交通産業(本社=福岡・北九州市)では、英語、韓国語、中国語の3か国語に対応するため、通訳のいるコールセンターと車載電話を繋ぐ同時通訳サービスを実施。日本を訪れる外国人観光客をもてなしている。

※週刊ポスト2014年7月4日号