長谷部「選手に責任がある」 吉田「後悔が残っている」

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 1分2敗でグループリーグ敗退が決まったコロンビア戦(1-4)から一夜明けた25日(日本時間26日未明)、日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督がベースキャンプ地のイトゥで記者会見を行い、日本代表監督を退任する意向を明らかにした。選手たちも報道陣の取材に応じ、一様にショックを隠し切れない様子だった。

●MF長谷部誠

―今大会で印象に残っていることは?

「初戦だと思う。入り方の部分で、多少チームとしてナーバスになった部分がある」

―フィジカルや準備の部分に問題はあったか?

「フィジカル的なことを言えば、しっかりと準備をしてきたし、暑熱対策もやって、日本でも厳しい練習をしてきた。スタッフは最高の準備をする環境を整えてくれた。もちろん個人個人にバラつきはあっただろうし、僕も直前の2試合に出ていない。個人の差は少なからずあったと思う」

―この4年間を振り返ると。

「この4年間、チームキャプテンとしてやってきたし、所属チームでいろんな状況にもなって、長かったようで短かった。このチームに対する思い入れは、チームキャプテンを任せてもらっていたので強かった」

―監督は「責任はすべて自分にある」と話していたが?

「監督は今日だけでなく、今までも結果が出ないときに、選手のせいにせず、自分の責任だと言ってきた。ただ、特にこのW杯では監督、スタッフは素晴らしい環境をサポートしてくれた。トップレベルの準備をしてくれて、結果を出せなかったのは選手に責任があると思うし、選手が強く責任を感じないといけないと思う」

―退任することを聞いてどう思った?

「もちろん、少なからずそういう想定はしていた部分はある。一番はこの結果を受けてだと思うし、そこは選手として責任を感じる。この4年間、言葉も文化も違う国に来て、日本人を尊重してくれる素晴らしい人間性を持った一人の人間だった。一緒に戦えなくなるのは残念」

●DF吉田麻也

「自分たちの能力を100%で出す確率のアベレージを高くすることが自分たちの課題。常に出したいと思っているけど、出し切れないのが課題であって、できるようにするにはどうしたらいいのかを模索している。一つ思うのは、みんながこういう大舞台に慣れることが必要かなと。これからも多くの選手が海を渡ってプレーすることになると思うけど、今は中盤の前めの選手が多い。今後はDFやGK、FWも多くならないといけないのかなと。厳しい環境に身を置かないといけないし、4年間、ロシアに向けてやっていかないといけない。代表としても、より厳しい環境でプレーしていきたいという気持ちはある」

―反省するところは?

「短期決戦では初戦が大事。そこでああいう試合をして、最初のスタートダッシュに失敗した。もっと勇気を持ってプレーできたと思うし、そこの後悔が残っている」

(取材・文 西山紘平)