「自分に腹が立った」大迫、4年後のロシアは「僕らが中心に」

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 4年後は自分が中心になる。あらためてその決意を固めた。コートジボワール戦、ギリシャ戦と1トップで先発したFW大迫勇也はコロンビアとの最終戦では出番がなかった。自身初の世界大会となったブラジルW杯は2試合の出場で無得点。「悔しさしか残らなかった。自分に腹が立つ大会だった」。コロンビア戦から一夜明け、その胸の内を打ち明けた。

「自分のふがいなさを感じた。こんなんで終わっていたら選手としてダメ。移籍したチームで、自分が変わっていかないといけない」。今年1月にドイツ2部の1860ミュンヘンに加入。来季からはブンデスリーガ1部に復帰したケルンへの移籍が決まっている。

「やっぱり個の成長がチームの成長につながると思う。ゴール前も最後は個で守られていた。組織というよりは、個の半歩、一歩。その半歩、一歩を自分が先に行けるように、個で勝っていけるようにしないといけないなと感じた」

 A代表デビューを果たした昨年7月の東アジア杯からの1年間。W杯メンバー23人に入ることが当面の目標だった。鹿児島・指宿合宿から米フロリダ合宿と、FW柿谷曜一朗、FW大久保嘉人との1トップ争いを勝ち抜き、コートジボワール戦では先発の座を射止めた。しかし、そこまでだったという無念さがある。

 2018年のロシアW杯時は28歳。「次のW杯では自分がチームの中心になるという思いはあるか?」。そう問われた大迫は「もちろんある。(ロンドン世代の)僕らが中心にならないとダメだと思っている」と言い切った。

「自分のチームで得点を重ねることで、自然とそういうものも付いてくると思う。まず自分のクラブで結果を残すことが一番の近道だと思う」。4年後、正真正銘のエースとして2度目のW杯に臨むため、大迫のドイツでの挑戦は第2章を迎える。

(取材・文 西山紘平)