タクシーに乗り込むと運転手に「早く行ってください」と急かす乗客は多いが、誰しもが急いでいるわけではない。荒い運転を嫌ったり、車酔いしやすい人もいる。そこに目を付けたのが、三和交通(本社=神奈川・横浜市)の「タートルタクシー」だ。

 後部座席の「ゆっくりボタン」を押せば、運転手は通常運転時よりもさらにゆっくりとした発進、停車を心がける。現在は16台のみの営業だが、今後はすべてのタクシーで導入する。

「配車依頼は15%増え、妊婦やお子さん連れの方に好評です。急発進しないので燃費も約2%向上しました。お客さんに喜ばれて経費削減できるので、いうことなしです」(同社広報室)

※週刊ポスト2014年7月4日号