W杯デビューの青山は後悔「目標が甘かった」

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[6.24 ブラジルW杯C組 日本1-4コロンビア クイアバ]

 W杯デビュー戦は何もできないまま終わってしまった。勝利が絶対条件のグループリーグ最終戦で先発に抜擢されたMF青山敏弘はW杯初出場初先発。夢にまで見たピッチだったが、「リズムをつかめないまま終わった」と、悔しさばかりが残った。

 どこか試合に入り切れていなかった。ボランチの位置で守備に奔走したが、簡単なミスもあり、持ち味である縦パスの回数も少なかった。「リズムをつかむまでに何をすべきか、もう少し考えないといけなかった」。後半17分にMF山口蛍と交代。無力感しか残らなかった。

「得たもの? 打ちのめされたので、それを感じることは特にないけど……。結果がすべてなので」。そう唇をかんだ青山は、自分の意識にも問題があっとと反省した。

「ここを目指してずっとやってきたけど、目指しているだけではダメなんだなと思った。結果を出すことを目指さないとダメなんだなと。どこを目標にするのかが今までは甘かった」

 W杯に出るだけでなく、W杯で勝つこと。どのチームも死に物狂いに勝利を目指して立ち向かってくる。試合に臨む時点で自分は負けていたと、青山は感じた。

「すべてにおいて自分のレベルが低いというのは感じたので、ここからどうするか、何をするのか。結果を出していくしかない」。ピッチに立ったことで最後にそのことに気づけたことがせめてもの救いだったか。青山は自分に言い聞かせるように前を向いた。

(取材・文 西山紘平)