20人のプロが集結し年後半の日本株を大予測! 第1四半期決算後からの上昇でどこまで上がる?

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年初の1万6000円超を天井にして1万4000円を割り込む場面が何度かあるなど、こう着状態が続いていた日経平均が、6月に入りリバウンドの気配をみせている。このような状況を踏まえ、今年後半の日本株予測をプロ20人に一斉調査。ザイ編集部では2月末時点にも同様のアンケートを実施したが、半分以上のプロが4〜5月に安値をつけると予測、今のところ予測通りの展開を見せている。そして、今回のアンケート結果で最も多いのは、今後は日本株は上昇に向かい始めるという予測だ。

年初からの低迷相場を打ち破る要因とは?
上方修正ラッシュで夏から株価は上昇へ!

「6〜7月発表のマクロ統計の好転や企業業績好調の確認などを経て、年の後半に向けて上昇相場に入るとみています」と語るのは、野村證券チーフ・ストラテジスト田村浩道さん。

 同様に、「7月中旬から始まる第1四半期の決算発表が一巡するまでは、企業業績への不安や懐疑的な見方が広がり上値が重いが、決算一巡後の8月下旬以降は増税前の駆け込み需要の反動減を脱出し、株高の流れになる」(マーケットアナリストの向後はるみさん)など、第1四半期決算発表後が上昇相場開始のタイミング期とみるプロが多かった。

 また、消費増税に対する慎重な姿勢から今15年3月期の予想を保守的に出している会社が多いため、「9月以降、業績予想の上方修正ラッシュとなり、日経平均の上昇に弾みがつくのでは」(楽天証券経済研究所チーフ・ストラテジストの窪田真之さん)との予想も。

 年末高を予想するプロが多く、最も強気の予想は野村證券の田村浩道さんとレオス・キャピタルワークスの藤野英人さん、マーケットアナリストの向後はるみさんの3人で、12月に日経平均は1万8000円をつけるというものだ。

年末に予定される再度の消費増税決定が
日本株の重しになるという意見も!

 一方で、「消費増税の影響で企業業績が悪化する可能性がある」(フェアトレードの田村祐一さん)、「円安が進行しない限りは上昇期待は薄い」(同社の西村剛さん)という弱気な意見もあり、この2人は11月頃に1万2000〜1万3000円の安値を付けると予想。また、ラジオNIKKEIの和島英樹さんは、「消費税率の2度目の引き上げ論が上値を圧迫する」と警笛を鳴らす。

 例年以上に保守的とされる今15年3月期予想が期中で上方修正されていくのか、そして、年末には来年の消費増税が再び焦点になりそうだ。

「日本の企業業績は伸び悩んでも、欧州と中国の金融緩和によって、世界の金融市場が再度リスクオンになって日本株も上昇」(UBS CIO居林通さん)というように、海外市場の動向も無視できない。

 予測安値の平均は1万4100円で、調整があればここを下値とみて買うのも手だ。ただし、このラインを大きく割り込んだら損切りをする覚悟も必要。

 そして、予測高値の平均は1万6450円で、年初来高値を上回る水準となっている。

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