コロンビア戦前日…決意の香川「自分たちを信じる」

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 日本代表は23日(日本時間24日)、試合会場となるクイアバのパンタナール・アリーナで公式練習を行い、24日のコロンビア戦に向けて最終調整した。

 勝たないことには何も始まらない。FW香川真司は「それはだれもが分かっている。明日、最高のパフォーマンスを出せるようにしたい」と力を込めた。

 決勝トーナメント進出のためには勝利が最低条件。そのうえでコートジボワールがギリシャ相手に引き分け以下に終わる必要があり、さらに得失点差も絡んでくる。コートジボワールが引き分けた場合には、日本は2点差以上での勝利か、コートジボワールよりも3点以上多く点を取らなければならない。

 とにかくゴールが欲しい一戦。だが、焦っても仕方がない。「一気に2点入ることはない。しっかり試合に入って、先制点を取ることがベストだと思う」。まずは1点。余計なことは考えず、立ち上がりから集中して、目の前の難敵であるコロンビアから先にゴールを奪うことが大事になる。

 19日のギリシャ戦(0-0)はまさかのベンチスタートだった。自身初のW杯で、いまだ輝きを放つことができずにいる背番号10。ギリシャ戦後、アルベルト・ザッケローニ監督は「相手が疲れたところで起用し、とどめを刺すことを考えていた」と話し、香川を切り札として起用する戦略だったことを明かしたが、得失点差も絡むコロンビア戦では先発復帰が濃厚だ。

「この4年間、ずっとやってきているし、この4年間で積み上げてきたものがある。それをしっかり試合に出すべきだし、明日は絶対に出さないといけない」

 4年間の集大成が、こんな形で終わっては後悔しか残らない。最後に意地を、誇りを見せられるか。「自分たちを信じてやるだけ。やるのは自分たち。必ず勝てるように、最高の準備をしたい」。今はもう、思い悩んでいる時間もない。迷いを断ち切り、コロンビアに勝つ。

(取材・文 西山紘平)