左上から時計回りに、綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すず、広瀬すずが演じる浅野すず、夏帆が演じる香田千佳、長澤まさみが演じる香田佳乃、綾瀬はるかが演じる香田幸

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2015年初夏に公開される吉田秋生原作、是枝裕和監督の実写映画『海街diary』のキャストが発表された。

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同作は、吉田秋生により2006年から『月刊フラワーズ』で不定期連載されている同名漫画が原作。祖母が遺した鎌倉の家で暮らしていた香田幸、佳乃、千佳の3姉妹が、15年前に家を出た父の訃報をきっかけに異母妹・すずと出会い、身寄りのなくなったすずと共に鎌倉を舞台にした4人での生活が始まる、という物語だ。

今回出演が明らかになったキャストは、看護師で責任感の強い4姉妹の長女・幸を演じる綾瀬はるか、酒好きで年下の男に弱い信用金庫勤めの次女・佳乃を演じる長澤まさみ、地元のスポーツ用品店で働くマイペースな三女・千佳を演じる夏帆、3人の異母妹で地元のサッカーチームに所属する年齢よりも大人びた少女・浅野すずを演じる広瀬すず。

キャスティングについて「まず『今、誰を撮りたいか』を最優先に考えました」という是枝監督は、綾瀬と長澤について、「綾瀬さん演じる長女と長澤さん演じる次女の姉妹喧嘩や、かけ合いが本作の基調となるリズムをつくっていくと考えています。このお二人のやり取りは、『いつまでも見ていたい』そう思わせるものがありました」とコメント。また、夏帆については、「マイペースな雰囲気が原作の三女に近いと思います。これまでのお芝居もずっと注目していて、コメディからシリアスな役まで、とても幅広く繊細に表現できる女優さんだと思っていました」と語り、オーディションで選ばれたという広瀬については「その場にいたスタッフ満場一致で広瀬さんに決まりました。広瀬さんを見たときに『“すず”がここに居る』と思えたのです。4人での立ち稽古の際も、先輩たちを相手に動じず、新人とは思えない在り方が頼もしかった。役に入り込み太い芝居をする、将来がとても楽しみな女優さんです」と太鼓判を押している。

【綾瀬はるかのコメント】
本格的な撮影は夏からですが、先日少しだけ撮影しました。早朝ということもあり、私にとっては静かにはじまった作品ですが、監督やスタッフのみなさん、共演者のみなさんと、海街鎌倉に暮らす姉妹たちの息吹きを感じる様な物語をお届けしたいと、新たな挑戦に心は燃えています。

【長澤まさみのコメント】
今回『海街diary』という素晴らしい作品で是枝組に参加出来ること、幸せでなりません。是枝監督の力、人間力には特別なものを感じ、魅了されます。4姉妹が、生き生きとエモーショナルに映画の中で存在出来るよう演じられたらと思っています。

【夏帆のコメント】
吉田秋生先生原作の「海街diary」を是枝監督が撮る!ということだけでもとても魅力的で、さらに素敵な共演者のみなさまとお芝居できるなんて、今年はうっとりするぐらい充実した夏になりそうです。丁寧に真摯にこの姉妹と向き合っていきたいとおもってます。

【広瀬すずのコメント】
今回、海街diaryに出演させて頂く事になりました。素晴らしい監督とキャストの皆さんの中で、私も一緒に海街diaryという作品に参加させて頂けることが凄く嬉しいです。原作の漫画のファンの方にとっても、色々な思いのある作品だと思います。そして、役名が名前と同じ「すず」ということにびっくりしました。役名を聞いて、「すず」が一気に近い存在になりました。初めて台本を読まずに撮影に挑みます!私自身とてもプレッシャーや不安はありますが、全力を出して素敵な作品にしたい、と強く思っています。「海街diary」が「すず」がたくさんの方に愛されるよう、皆さんに支えてもらいながら頑張ります!楽しみに待っていて欲しいです!

【是枝裕和監督のコメント】
幸たちが、すずという存在を通して自分たちを捨てた父親や母親をどう許していけるのか、また、自分が産まれたことで人を傷つけていると知ったすずが、姉たちと暮らすことで「産まれてきてよかったんだ」と思えるようになるのか、その2つを柱に、4人が姉妹になっていく、家族になっていく1年間の過程を描けたらと思っています。大好きな原作だけに、オリジナルとは違うプレッシャーがありますが、原作のキャラクターや名台詞をなぞり過ぎることなくこれまでのオリジナル作品同様、自分で取材し、目にしたものを膨らまし、キャラクターに肉付けし、生活感やディテールを大事にしていきたいと思っています。原作の吉田秋生さんにも現在の脚本を読んでいただきオリジナルの部分も含めお任せいただけるとお手紙をいただいたので、自信をもって目の前の4姉妹をどう魅力的に撮っていくかに注力していこうと思っています。