20日朝の番組「あさイチ」(NHK総合)で、作家村上龍氏がW杯の速報にトークを中断されたことをきっかけに、テーマを一時脱線して、突如鋭いサッカー解説を行う一幕があった。

番組では、「プレミアムトーク 村上龍」と題し、ゲストの村上氏がさまざまなエピソードが語った。村上氏といえば小説家や映画監督であり、現在はテレビ東京系の「カンブリア宮殿」では、インタビュアーとしても出演もしている。

その「カンブリア宮殿」や学生時代の話題など、さまざまなエピソードでトークが盛り上がる中、番組開始から約38分後、画面上部に「W杯サッカー日本0-0ギリシャ 1次リーグ突破に望みつなぐ」とスーパーが出された。

生放送の同番組だが、裏番組ではW杯の日本対ギリシャ戦が放送されており、結果の速報スーパーが入るや否や、急遽、埼玉スタジアムや東京丸の内のパブリックビューイングが行われた会場との中継に切り替わった。

中継をつないでいる際、スタジオ側ではサッカーファンとしても知られる村上氏が「負けなくて良かったね」とポツリ。

そしてスタジオでのトークに戻ると、「勝って欲しかったですけどー、第一印象としては負けなくてよかったなと思います」「頑張ったと思いますよ。ギリシャは強いと思いますよ」と、サッカーの話題を続けた。

さらに、村上氏は「欧州組が疲れてるような感じがするんですけど」「コロンビアはみなさん強いと思ってらっしゃるでしょうが、あれ?コロンビアってもう決まったんですかね?」と、番組のテーマから脱線し、W杯の分析を始めた。

現時点では、コロンビアが勝ち点6、次いでコートジボワールが3、日本、ギリシャが1となっており、コロンビアは決勝トーナメント進出が確定している。

そうした状況を踏まえ、村上氏は「南米の悪く言うとルーズなっていうかそういうところに期待したいんですけど、今南米のチームも変わってますからねー。結構真面目になっちゃったりして」「ロドリゲスが(決勝トーナメント進出を)決めたからもういいやって思ってくれれば、だいぶ違いますよね」と話し、サッカー解説のために登場した、元スポーツアナの中谷文彦アナ、そしてNHKサッカー解説者の宮澤ミシェル氏と対等な話しぶりで、スムーズに番組を進行させた。

日本代表の次の対戦国、コロンビア代表についても「ディフェンスはちょっと甘いところありますよね」「ぽこっとディフェンスが穴開いたりしますよね、ときどき。だからギリシャ戦の時も危なかったんですよ。ただ攻撃陣が凄いんで、攻撃陣が本気出したらもう誰も止めらんないみたいな感じ」と、解説者も顔負けの鋭い分析を披露。

そんなコロンビア相手に「1点入れるとまったく違いますからね」と、日本代表にエールを送った。

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