株主優待名人・桐谷さんが 8、9月権利確定の中から選んだ 初めて買いたくなった一目惚れ株主優待株とは?

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テレビや講演などで大活躍の個人投資家、桐谷広人さん。桐谷さんの最もすごいところは、家賃や光熱費など以外の衣食住のすべてを株主優待だけでまかなっている点だ。しかも保有している四百数十社もの株主優待内容をすべて把握し、余すことなく使いこなしている。そんな優待名人の桐谷さんに株主優待株投資で失敗しないための鉄則と今回初めて買いたくなった8月と9月に権利確定の株主優待株を教えてもらった。

まずは欲しい株主優待内容かどうかで銘柄を選び
「配当+株主優待」の合計利回りを見て絞り込め!

「その株主優待は必要か。それが大前提です!」

 そう語るのは、株主優待名人と名高い桐谷広人さんだ。テレビなどで、株主優待だけで生活していることが広く知られるようになり、多くの人から「オススメの株主優待銘柄」を聞かれるようになった。その時の答えが冒頭のセリフだ。

 ただ、もし同じ物がもらえるなら、より条件のいい株を買いたいと誰もが思うだろう。それに対しては「『配当+株主優待』の合計利回りを見てください」と桐谷さんは言う。

「1株あたりの配当と株主優待金額を足して、それを株価で割るんです。5%を超えていればオトクな株だと私は考えています」

 ただし、利回りが5%だからとすぐに飛びつくのはご法度だ。桐谷さんは株を買う前には必ずチャートを眺めるという。

「株はできるだけ安く買ったほうがトク。そのほうが利回りがアップするし、この先株価が上がった時に得られる利益も大きくなります。だから、私はすぐには買わず、安く買えるタイミングを見計らって買うのです」

利回りをより高めるために
最終売買日直前の買いは避ける!

 しかし、初心者がチャートを読むのは少し難しい。手立てはないか聞いてみると、桐谷さんは2つの目安を教えてくれた。

 1つめは直近の安値まで待つ、という方法。株価は必ず上下動する。今上がっている最中なら、上昇の起点になっている株価水準まで下がるのを待つというやり方だ。

 もう1つはもっとカンタン。権利確定日直前にではなく、もっと早めに株を買うのだ。なぜなら権利確定日直前は株価が最も高くなることが多いからだ。その理由はこうだ。

 株主優待や配当は権利確定日に株を持っていなければもらえないので、確定日に向かって買いたい人が増え株価が上がる。逆に、確定日を過ぎれば売る人が増え急落する。そしてある程度下がると、次の権利確定日に向かって株価は再び上がり…というのが繰り返されるのだ。

 ならば確定日直後の値下がりを狙えばいいのかといえばそうとも限らない。わずかながらも、株主優待廃止や減配の可能性が否定できないからだ。株主に不利な決定は業績悪化が理由の場合が多いので、直近の決算発表を確認してから買うというのもひとつの手だ。

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