<ニチレイレディス 初日◇20日◇袖ヶ浦カンツリークラブ 新袖コース(6,584ヤード・パー72)>
 国内女子ツアー「ニチレイレディス」が千葉県の袖ヶ浦カンツリークラブ 新袖コースを舞台に開幕。初日の競技を終え、“69”でラウンドしたイ・ナリ(韓国)、申ジエ(韓国)、中村香織、葭葉ルミの4選手が首位に立った。
葭葉の“男前アイアン”はコレ!
 葭葉は3月の「ヨコハマタイヤPRGRレディス」で6位タイに入るなど今季売出し中の選手。「この日はアイアンが良かった」とこの大会の深いラフ対策のために用意したアイアンが好プレーを助けた。なんとこのアイアン、女子選手には珍しいマッスルバックの「RMX(リミックス) ツアーモデルMBアイアン」。「男前なスペックです(笑)」と今週の火曜日からこのクラブを使用し始めたという。
 契約メーカー、ヤマハの担当者も当初、「マッスルはどうかな、と思った。けど実際打ってみたらすごくいい球を打つので」シャフトやバランスなどはこれまで使っていたものと同じに仕上げ、葭葉に渡したという。この大会では深いラフが選手を苦しめているが、小さめのヘッドで抜けがいいこのアイアンで15番ではピンまで115ヤードのラフから1メートルにつけるショットを披露。「飛距離も落ちないし、感触もすごくいいです」とこの新兵器のおかげで自身初の首位発進を決めた。
 なお、このアイアンは2012年の賞金王、藤田寛之が監修して作られたもの。現在は藤田がプロトタイプを使用しているため、現時点では男子プロでも使用者はいないという。これまでのマッスルバックよりも簡単なのがセールスポイントだそうだが、それでもある程度のパワーとテクニックがなければ使いこなすのは難しいだろう。
 この大会は「全米女子オープン」と同週の開催。森田理香子、横峯さくら、昨年覇者の吉田弓美子らが不在とあって、初優勝を狙う選手たちには大きなチャンスだ。「今週は頑張らないとダメだと思っていた。初日アンダーで終われたのでまた明日から。賞金ランキングは上げたいですね」、この好スタートを無駄にせず初のシード権獲得へ前進してみせる。
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