会社ロゴマークは企業と消費者をつなぐ接点であり、事業哲学と経営戦略が込められた看板だ。どのマークにも、経営者たちの熱い思いや知られざる物語が存在する。

 ヤマハ発動機は、日本楽器製造(現ヤマハ)のオートバイ製造部門が分離して1955年に設立された。同社のロゴマークは、音叉を3本組み合わせたデザインで「技術」「製造」「販売」の3つの要素を示すとされる。よく見ると、ヤマハ発動機とヤマハでは微妙に異なる。
 
 音叉が立体的で、YAMAHAの「M」の文字の中央部分が下まで伸びているのがヤマハ発動機。音叉が平面的で「M」の中央部分が下まで伸びていないのがヤマハ。色もヤマハ発動機が赤、ヤマハはバイオレットである。

※週刊ポスト2014年6月27日号