柿谷「自分たちを信じてやっていくだけ」

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 チームの一員として勝利を目指す。日本代表初選出となった昨年7月の東アジア杯以降、ザックジャパンの1トップで主力を担ってきたFW柿谷曜一朗(C大阪)だが、14日のコートジボワール戦(1-2)はベンチスタート。W杯デビュー戦は後半41分からの途中出場にとどまった。

 それでも前半16分にFW本田圭佑が先制点を決めたシーンでは、真っ先にベンチを飛び出して本田と抱き合った。プレーが切れるたびにボトルを持ってタッチライン際まで出てチームメイトの給水をサポート。試合に出ていない時間でも献身的な姿を見せていた。

「全員で勝って、全員で上に行きたいと、全員が思っている。それが結果につながらなかったことは残念だけど、次は勝って、みんなで喜べるようにしたい」

 90分を通して自分たちのサッカーができなかったコートジボワール戦。その大半をベンチから見守っていた柿谷は「僕自身は見ていて、だれ一人ビビッているようなことはなかったと思うし、能力的に劣っているとも思わなかった」と力説し、チームとしてギリシャ戦に切り替えていると強調した。

「みんな自信を持ってやればいいし、ここにいるのは、選ばれた23人。周りにどう言われようと、やり切ればいいし、自分たちを信じてやっていくだけ。全員で戦って、勝てればいい」。自分を信じ、チームメイトを信じ、勝利を信じて戦い抜く。

(取材・文 西山紘平)