一休(2450)の月足チャート。期間は2005年8月31日〜2014年6月16日。Aの部分は2011年4月1日〜2012年11月2日。左目盛りは株式分割後の調整株価(楽天証券マーケットスピードより)

写真拡大

「株価チャート分析は難しい」とか、「株価チャートなんて役立たない」などと思っている人は結構多いようです。しかし、株価チャート分析は基本的な考え方といくつかのコツをきちんと押さえればそんなに難しいものではありませんし、実際に投資をする上で実に多くの役立つヒントを与えてくれます。じゃあ、株価チャート分析の基本的な考え方や使い方のコツってなんなのか。その話を今回から3回にわけてしていこうと思います。

まずはトレンドを意識すること

 下の株価チャートを見てください。ホテル予約サイトを運営する一休(2450)の月足チャートです。月足チャートは1本のローソク足で1カ月の動きを示すかなり大雑把な株価チャートですが、株価の大きな流れをつかみやすいです。

 この一休の株価チャートを見て、第一印象はどうでしょうか?

 「下降、横ばい、上昇のトレンドがわかりやすい」という印象ではないでしょうか。細かく上下動しながらも、大きな方向性としては比較的くっきりと下落、横ばい、上昇というトレンドが局面ごとに見て取れます。

 もちろん、すべての株がこの一休のように見やすい株価トレンドを描きながら動いているわけではありません。

「説明用に特にわかりやすい事例を選んで掲載しているんだろう」と思われる方もいるでしょうし、それはその通りです。

 しかし、チャートの形が見やすい綺麗な形になるか、すこし複雑で見づらい形になるか、という程度の違いはあるものの、ほとんどの株は何らかのトレンドを描いて動くことが多いのです。

 日々の株価の動きを見ると、株価はランダムに上下動しているようにも思えます。また、「株価は何か新しい情報が出るとすぐに株価に織り込んでしまうし、いつどのような情報が出るかは予想がつかないので、株価がトレンドをなすというのは錯覚で、株価チャートで株価の方向性が予想できるというのも間違いだ」という主張をする人もいます。

 しかし、この一休のチャートを見ると、「新しい情報がすぐに株価に織り込まれている」とは言い難いような感じがします。株価は時間をかけて悪い情報を織り込んで下落したり、時間をかけて良い情報を織り込みながら上昇したりしている・・・というように見えます。

 また、世の中のいろいろな動きを見渡しても、物事はトレンドやサイクルをなして動いていることが多いのではないでしょうか。

 仕事や勉強やスポーツでも、低迷期、横ばい期、好調期などがあり、それらが繰り返されてサイクルをなしている面があります。

 たとえば、仕事で行き詰まった時には打開策をいろいろ模索したり様々な努力をしたりします。そうした時期はとても苦しくて先が見えない感じがしますが、そうした努力はやがて実って徐々に調子が良くなり好調期に入ります。しかし、好調期はいつまでも続くことなく、やがて何かの壁に打ち合って行き詰まり低迷期に入ります。こうしたサイクルを繰り返すのが普通でしょう。

 企業業績や景気などもそのようなトレンド・サイクルを描くことが多いですし、それを反映して株価もトレンド・サイクルを描くことが多くなる、ということです。

◆楽天証券 【証券情報⇒楽天証券の紹介ページ】
株式売買手数料(指値) 口座開設
10万円 30万円 50万円
139円 341円 341円
ネット証券比較!人気の楽天証券の公式サイトはこちら!
【楽天証券のメリット】
取引からニュース、投資情報、入出金などに使えるトレードツールの元祖「マーケットスピード」が有名。国内外の多彩な商品揃えも特長。ノーロード(購入時手数料無料)も含め投資信託が1700本以上、米国や中国、アセアンなどの海外株式、海外ETFが揃う。
【関連記事】【楽天証券おすすめのポイントはココだ!】使いやすいトレードツール「MARKETSPEED」がおススメ
楽天証券利用者のクチコミPick Up!】 評価 ★★★★★ 楽天証券と楽天銀行間の連携(マネーブリッジ)で預金利率も通常の5倍程度になり、投資信託の残高によりポイントがもらえるので、それで楽天市場・楽天ブックスで買い物できる(40代・男性)

続きはこちら(ダイヤモンド・オンラインへの会員登録が必要な場合があります)