米ツアー初制覇を成し遂げたプロゴルファー、松山英樹(22)。プロ転向2年目、米参戦1年目の快挙に日本中が沸いた。しかし、その歓喜の陰で、日本最強ゴルファーの“ワガママ”に振り回された人々の悲鳴も聞こえ始めている。

 6月1日、オハイオ州で行われた米男子プロゴルフ「メモリアル・トーナメント」最終日。通算13アンダーでケビン・ナ(30)と並んだ松山がプレーオフを制し、みごと優勝を飾った。日本人としては4人目、史上最年少での米ツアー制覇だった。その記録以上に、コース設計をした「帝王」ジャック・ニクラウス(74)とツーショットで優勝トロフィーを掲げる松山の雄姿は、多くの人々の記憶に刻み込まれたものだった。

 これで、あの“悪評”もかき消されたかに思えた。昨年7月の「全英オープン」でのスロープレーでの1打罰を手始めに、昨年10月、松山はグリーン上で同組の選手から「マークしたボールを置く位置が違う」と指摘された。今年3月にも、パットを外した悔しさからパターを叩きつけ、グリーンをへこませると、怒った後続組の選手に「松山はバカだ」とツイートされる始末。今年5月にも、松山は「カップ寄りにボールを動かした」と同伴プレーヤーから指摘を受けるなど、「マナーの悪さ」がたびたび報じられてきた。

 しかも、優勝を決めた日にもチョンボを犯していたのだ。まさに、ナに並んだ最終日18番ホール。第1打をやや右に出してしまった松山はドライバーを地面に叩きつけ、ティーグラウンドの標識に当たり、ドライバーを折ってしまったのだ。

 ゴルフジャーナリストはこう話す。

「折れるほど強く叩きつけたわけではなかったが、そうした感情をムキ出しにするようなそぶりを一流選手は絶対にしないもので、明らかにマナー違反です」

 昨季までは朴訥な青年にしか見えなかった松山がどうして‥‥。

 ゴルフ担当記者が言う。

「アマ時代から“ワガママ”でした。それにプラスして“天然”でもありました。約束の時間に取材に訪れた記者に『ちょっと待って』とひと言だけ残して、5時間以上待たされたなんてこともありました。やっと現れても謝りもしないのですから、評判は悪かったですね」

 前出・ゴルフジャーナリストが続ける。

「結局、ジュニア時代から注目されると、周囲もチヤホヤして、強ければ何をしても許されるという雰囲気を作ってしまう。日本ゴルフ界の課題ですよ」

 いや、松山の場合はゴルフ場だけの「マナー違反」では済まない。女性に対する傲慢な態度が取りざたされたことも。

 昨年11月、「週刊文春」に報じられたグラドル「ホテル連れ込み」騒動では、なんと松山がグラドルを自室に誘い込み、強引に関係を迫ったというのだ。

 その被害者となった末永佳子(23)は身長145センチのロリータ系グラドル。その小柄な体で、午前3時に巨体の松山から逃れられたのは奇跡的ですらある。

 ところが、直後に末永は所属していたアイドルユニットの脱退を表明。ブログに「応援ありがとうございます」と書き残し、昨年11月から更新されていない。いくら調べても活動した形跡すらなく、所属事務所のHPにプロフィールが残るのみ。そのHPに記載された事務所の電話番号もすでに使われておらず、事実上“引退”となっている。

 芸能アナリストの沖直人氏はこう話す。

「知名度の違いから、末永の売名が疑われました。ジュニアアイドルとして活躍していたわりには、末永はスレたところがなく素直でした。本人の意図する報道ではなかったようで、ひどく傷ついていたようです」

 強引すぎる攻めは、男として最大の「マナー違反」。彼女のファンとすれば、ドライバーのように松山の大事な部分をポキリと折ってやりたいぐらいだろう。