「前回の南アフリカ大会では、中村俊輔をスタメンから外して、本田をエースに据える岡田武史監督(当時)の“英断”が功を奏したが、ザッケローニ監督は絶不調の本田と心中する覚悟です」(サッカー担当記者)

 そんな監督の期待に応えようとしてか、本田はかねてから「W杯優勝」を公言、直前の合宿前には「監督を男にする」とまで宣言している。しかし、チームメイトとの溝は深まるばかりのようで、

「コスタリカ戦後、ある主力選手は本田の状態を見るに見かねて、『本気で優勝を狙うのであれば、状態の上がってこない圭佑こそ、スタメンから外すべき』と漏らしていました。さらには、コスタリカ戦の翌日は、GKの川島永嗣(31)が、一緒にビーチを散歩していた内田篤人(26)と吉田麻也(25)に向かって『昨日のコスタリカ戦は、相手が守備的な戦術を試してきたから決定的な場面を作られたのは失点シーンくらいだったけど、オカちゃん(岡崎)のように、圭佑や(香川)真司(25)たちがもっと前線から守備をしてくれないと、本番ではキツイ』と、ダメ出ししていました」(サッカー担当記者)

 実は、本田と川島の対立には“伏線”があった。

「昨年6月4日、W杯出場を決めた翌日に開かれた会見で、本田は川島に対し『1対1を高めていく必要がある』と注文を付けたのですが、この“公開説教”を機に2人は微妙な関係になりました。10月の東欧遠征中には、試合後のロッカールームで本田がいつものように『あそこで何でパスを出さないのか』と他のチームメイトに向かって吠えていたところ、ついに川島が『お前もミスしたじゃないか!』とかみついたんです。本田が試合後の整列に加わらなかったり、サポーターに挨拶せずにピッチを引き揚げたことまで注意した。先のコスタリカ戦の入場前もキャプテンマークを巻いた本田が先頭で、次が川島という順番で整列していたのですが、2人はまったく言葉を交わさないなど、冷戦状態は続いている模様です」(サッカー専門誌記者)

 もし、本田のぶざまなプレーが原因で初戦のコートジボワール戦に敗れるようなことがあれば、2人のバトルが再燃して空中分解も‥‥。