ヨーロッパではマーケターの25%がプログラマティックを「知らない」と回答【AppNexus調査】

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 ヨーロッパではデジタル広告費が大きな成長を見せているが、マーケターの25%がプログラマティックを知らないと回答していることが英AppNexusらの調査で明らかになった。

 AppNexusは2014年の4月から5月にかけて、WARCとIAB Europeとともに調査を行い、600以上のエージェンシー、パブリッシャー、マーケティング担当者からの回答をまとめた。2013年のヨーロッパの26か国における総広告費は1000億ユーロ超。デジタル広告はその他の広告フォーマットよりも高い成長を見せ、前年比11%増の273億ユーロに達した。

 広告キャンペーンの成功にとって最も重要な要因についてたずねたところ、「ターゲティング」を挙げる人が24%で最も多く、「予算」と回答した人は5%にとどまった。

 専門家の89%が将来プログラマティックが重要な役割を果たすと回答しているが、プログラマティックな戦略が順調だと答えたのは42%。また、プログラマティックについて聞いたことがないと答えたマーケターは25%で、これが業界の成長への最大の障害になりうるとしている。

 プログラマティックな変革を主導しているのはメディアバイイングエージェンシーで、79%がプログラマティック広告を使っている。パブリッシャーは48%、一般的な広告エージェンシーは46%、マーケターは22%。

 この調査レポートでは、プログラマティックはヨーロッパでそのポテンシャルをフルに発揮しておらず、その課題は3つあるとしている。

・半数以上のマーケターがプログラマティックへの理解が不十分であると回答。25%はまったく知らない。

・ヨーロッパではプログラマティックは急成長しているが、業界は遅れないでついていくのに精いっぱいだ。エージェンシーとパブリッシャーの3分の1はスキル不足を足かせと感じている。

・デジタル広告予算は成長しているが、3分の1の回答者は予算の課題がより大きなプログラマティックへのシフトを妨げていると感じている。