ギリシャのアーリークロスを警戒…初戦からの修正急ぐ

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 日本代表がギリシャ対策に乗り出した。練習前に行われたミーティングでは14日のコートジボワール戦(1-2)の反省とともに、19日のギリシャ戦に向けて相手の攻撃パターンを踏まえたうえで守備のポイントを確認。コートジボワールとギリシャではチームスタイルが異なるが、共通点もある。日本がコートジボワール戦で2失点したサイドからのクロスだ。

 第1戦ではコロンビアに0-3で敗れたギリシャだが、DF今野泰幸(G大阪)は「右サイドの15番から鋭いクロスも入っていたし、あれが最初にポンと入っていたら分からなかった。チームとして徹底したやり方がある。徹底しているチームは強い」と警戒を強める。

 ギリシャの15番は右サイドバック(SB)のバシレイオス・トロシディス(ローマ)。コートジボワール戦で相手の右SBに2アシストを許している日本としては、同じ展開だけは避けたい。GK西川周作(浦和)もギリシャの印象として「コートジボワールと同様にアーリークロスを狙ってくるイメージ。両サイドがアーリーを狙ってくる」と指摘した。

 ギリシャの特長は堅い守備からの鋭い速攻。相手のディフェンスが整う前に早いタイミングでピンポイントのクロスを供給し、少ないチャンスを生かす。日本からすれば、コートジボワール戦のように自陣でのビルドアップや攻撃に転じた際の単純なミスでボールを失っていては、相手の餌食になる。

 今野は「点で合わせる迫力があるし、クロスも鋭い。まずは(クロスを)上げさせないように。横ズレや縦ズレを早くして、少しでもいいボールを上げさせないことが大事」と、実際に対戦したときのイメージを膨らませた。コートジボワール戦では出番がなかったが、DF吉田麻也、DF森重真人という両センターバックがイエローカードを受けた。ザックジャパンの初陣からセンターバックの主力を担ってきた男は、いつ出番が来てもいいように準備を整えている。

(取材・文 西山紘平)