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本日2014年6月16日の東京株式市場では、日経平均株価が一時200円以上下げる局面もあり、終値では164.55円安の14,933.29 円と、15,000円を割り込み引けています。

ソフトバンク、ファーストリテイリングなどの日経平均株価への寄与度の大きな銘柄が値を下げており、日経平均株価の下落率は-1.09%となり、TOPIX(東証株価指数)の-0.75%の下げより大きくなっています。このような場合、よく先物主導での下げと言われます。しかし、主力株は軟調でしたが、新興市場の堅調は続き、東証マザーズ指数、日経JASDAQ指数、東証2部指数ともに、プラスで引けています。特に、東証マザーズ指数は、【7779】CYBERDYNEなどロボット関連銘柄などを中心に堅調で、一時900ポイントの大台をつけましたが、引けでは894.65 +15.25 +1.73%と堅調な値動きでした。

今回は日経平均株価の押し目買いポイントを考えて見ましょう。表1の2つの赤い線がテクニカル面での下値支持線です。

6月13日(金)は、6月限月の日経平均先物・OPの決済日で特別清算指数算出日でした。日経平均採用銘柄の225銘柄の始値を集めて算出されたSQ値は、14,807円でした。13日の安値は14,830.99円だったので、この日の値幅外となっており、いわゆる『幻のSQ』となっています。この『幻のSQ』は上値で出れば上値抵抗線、下値で出れば下値支持線となることが多いのです。

今回は、下で出たので、目先の押し目買いポイントは、14,807円になります。

次のポイントは、25日移動平均線の14,670円近辺でしょう。この下には一目均衡表の上限である14,600円が控えていますので、強い下値支持線となりそうです。

新興市場ではなく、主力株の押し目買いを考える方は、この2つの押し目買いポイントを参考にしては、いかがでしょうか?

しかし、終値で14,600円を明確に割り込んで一目均衡表の雲に入ってしまえば、一旦損切りを行ったほうが良さそうです

押し目買いを行う場合は、キチンと損切りポイントを事前に決めておくのは、投資の勝ち組みになる秘訣です。

※ 本コラムで紹介する意見や予測は、筆者個人のものであり、所属する証券会社の意見や予測を表わすものではありません。また、紹介する個別銘柄の売買を勧誘・推奨するものではありません。投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。
○執筆者プロフィール : 藤本 誠之

SBI証券投資調査部 シニアマーケットアナリスト。日本証券アナリスト協会検定会員。自称、「相場の福の神」。関西大学工学部電子工学科卒。日興證券(現SMBC日興証券)入社、個人営業を経て、機関投資家向けのバスケットトレーディング業務に従事。1999年、日興ビーンズ証券設立時より、設立メンバーとして転籍(その後、日興ビーンズ証券はマネックス証券と合併)。2008年7月、マネックス証券から、カブドットコム証券に移籍。2010年12月、トレイダーズ証券に移籍。2011年3月、同社を退職。のちに独立、マーケットアナリストとして活躍。2012年からマネーパートナーズのスタッフとして活動。2013年7月1日より現職。著書に 『ニュースを"半歩"先読みして、儲かる株を見つける方法 』(アスペクト)、『株で儲けるニュースの読み方 相場のプロが教える「先読み&裏読み」の極意』(ソフトバンククリエイティブ)、 『儲けに直結!株価チャートドリル』(成美堂出版)がある。

(藤本誠之)