意外?男性のほうがなりやすい熱中症は最新ハイテクアイテムで防げる

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熱中症。ここ数年、夏になると連日耳にする言葉だ。もういい加減わかっているよ!と言いたくもなるが、それでも毎年倒れる人は続出する。最悪死に至る場合もあるので、軽く考えてはいけない。

熱中症にならないために、自分でできることを今一度確認しておこう。

●熱中症に種類があるって、知っていた?意外に梅雨に多い熱中症
「熱中症」と一言でいっても1つではない、実は種類がある。
「熱失神」「熱けいれん」「熱疲労」「熱射病」、これら高温下で起こる健康障害の総称が「熱中症」なのだ。

人間は身体の中で作る熱を外に放出することで体温を保っている。
周囲の温度が高い場合や、運動をした場合など、体温を調節できずに体温が上がってしまうと熱中症となる。

通常、人間は汗をかいて汗が蒸発することで体温を下げるているわけだが、湿度が高い場合、汗が蒸発しないため十分に体温を下げられないこともある。また、初夏は身体が暑さに慣れておらず、上手に汗をかけない場合も多い。実は梅雨の時期に、意外と熱中症になりやすいのは、こうした理由がある。

そんなに日が照りつけていないから、そこまでまだ暑くないから、と安心してはいけない。蒸し蒸しする日も十分注意が必要だ。熱中症対策で大事なのは、汗が出やすい身体にしておくことだが、すでに暑い日が続いている今からではちょっと間に合わない話だ。

そこで、今年は、ハイテクアイテムで熱中症を予防しよう。

●持ち歩けるiPhone連携の熱中症計で予防する
今年は熱中症対策に心強いアイテムがある。それが、自分がいる場所の気温や湿度を計測できる熱中症計だ。最近ではいろいろな製品が販売されている。

なかでもiPhoneと連動した「i-熱中症計(風邪指標計付き)」 は、かなりの便利グッズ。10分おきに気温と湿度を自動的に計測し、専用アプリを通じて、iPhoneで熱中症の危険性を確認できるのだ。危険度が高い場合にはプッシュ通知もしてくれるので安心だ。一見熱中症計には見えない、卵形のかわいらしいフォルムもうれしい。何気なく着けて出歩くことができるだろう。


「i-熱中症計(風邪指標計付き)」


タニタからは、家庭用としては、国内初となる「熱中アラーム TT-560」が発売されている。こちらは、地面からの輻射熱が計測できる黒球温度計を搭載しているのがポイントで、
直射日光の下でも使用できる画期的な商品なのだ。例えば、ベビーカーに装着すれば、赤ちゃんの高さで計測できるため、大人では気が付きにくい赤ちゃんの危険もいち早くチェックできるのだ。このほかにも、さまざまな場面での活用用途がありそうだ。


「熱中アラーム TT-560」


●ハイテクアイテムだけに頼らない予防も大事
気象庁のポータルサイトでは、日中の最高気温を確認できるほか、最高気温が35度を超える場合には「高温注意情報」も発表される。また、5〜14日後の1週間の平均気温が平年よりかなり高くなる場合には、「異常天候早期警戒情報」も発表される。


気象庁の「最高・最低気温分布予想図」


また、環境省の「環境省熱中症予防情報サイト」では、「暑さ指数」の情報を公開している。暑さ指数とは、気温ではなく、人体への影響が大きい湿度、日射・輻射など周辺の熱環境、気温の3つを取り入れた指標で、より熱中症予防に役立つ情報だ。


環境省熱中予防情報サイト。日本全国の暑さ指数を知ることができる。


●意外に勘違いしている?男性のほうが熱中症になりやすい 
熱中症は、同じ状況下でも、熱中症になる人、ならない人がいる。乳幼児やお年寄りの方が熱中症にかかりやすいし、重篤になりやすいということはよく言われている。でも実は、肥満ぎみな人、体力や持久力の低い人もなりやすいので注意が必要だ。

そして意外なのが、女性より男性の方が熱中症になりやすいということだ。

なんと救急搬送される人の7割が男性なのだ。これは男性の方が女性より筋肉が多く、体脂肪が少ないからなのだとか。筋肉は熱を発生させ、体温を上昇させるからだ。逆に体脂肪には体温調節機能があるのだ。

そのため、筋肉の多い男性の方が、体温が上がりやすく、急激な外気温の変化に対応しにくいというわけだ。

まだまだ続く暑い日々。熱中症にはくれぐれも気をつけよう。



i-熱中症計(風邪指標計付き)
「熱中アラーム TT-560」