株の取引、儲ける人と損する人の運命を分ける仕組みとは?
株式の取引は、なじみのない人にとっては、利益の出る仕組みがわかりにくいものです。教えて!gooにはこんな質問が寄せられました。

株って儲けた人と損をした人はトレードオフの関係なんでしょうか

質問者は、株価が上がれば全員儲かるのではないかと考えおり、株は儲けた人がいれば、損をした人がいるということに疑問を感じて質問しています。

■儲かる人と損する人がいる

「株価が上がっただけでは儲かりはしません。上がったところで売れば、そこで初めて利益が出ます。売るには買い手が必要です」とsebleさんが言うように、株取引が成立するには、売り手と買い手が必要です。

coffeebarさんは、「株価が上がれば、全体のパイ(時価総額)が増えますから、(他のギャンブルと違って)投資参加者全員が儲けるということも『あり得ます』」としながらも、「ただ実際には基調が上げ相場であっても日々の株価は上下しますから、勝ち組と負け組が出ます」と回答しています。

「例えば、Aさんが100円で買ってBさんに200円で売るが、その後150円まで下がったのでBさんは諦めて売る。それをまたAさんが買い取って250円で売ると、『株価は150円分上がった。Aさんは200円儲かって、Bさんは50円損した』」と説明を続けています。

株価の上昇局面でも、現実的に株価は青天井のように上がり続けることはありません。株式の売買によって、儲かる人と損をする人が出てくるということのようです。

■損益を確定しない人

hideka0404さんは、「1000円の株が2000円に上昇した時。Aは利益確定の2000円の株を売りました。Bは今後も上がると思って2000円で株を買いました。Bはこの時点までは差損ではありません。上昇トレンドなら差益が生まれますし、このまま売り越しで下降トレンドに変れば差損突入です。概ね『塩漬け』状態になります」と言っています。

Bさんは株価が上昇すれば差益が出ますが、下降すれば差損となります。売却すると損失が出る場合に、いつか株価が上がると期待して、そのまま長期保有しておく、いわゆる「塩漬け株」とするケースもあります。

■株価の下降トレンドで儲ける人

「世の中には、売りから入って、買い戻すという信用売りの人もいるんです。下降トレンドで売っている人です。この方達は、株が下がらないと儲かりません」とhideka0404さんは、通常の取引とは異なる「売り」から始まる手法について紹介しています。

証券会社に保証金を預けて、お金や株を借りる信用取引では、株を「売る」方から取引が始められます。株価の下降局面では、まず証券会社から借りた株を売り、株価が下がった時点で買って返すことで、儲けることができます。

「個人投資家の9割は負けて、勝ち残るのは1割」と、coffeebarさんが言うように、株式投資で儲けられる人は限られています。株式投資で利益を得るためには、知識と判断力が必要なのかもしれません。

1000本 ノッカーズ(1000 knockers)