★アメスポ事件簿153★

 フロリダ州オーランド近郊のリバティ・クリスチャン高校に通うエハラディ・タッコー・フォール(16歳)が全米中から注目を集めている。なぜならば、彼はアメリカで最も身長の高い高校バスケットボール選手だからだ。

 現在、NBAで最も身長の高いプレイヤーは、オクラホマシティ・サンダーに所属するハシーム・サビート(27歳)である。その高さは、221センチ。もちろん、ポジションはセンターだ。しかし、高校2年生のフォールの身長は、それより5センチ高い226センチ。ここ9ヶ月で8センチ伸び、医者によると高校卒業までにあと5センチ成長すると予想されている。そうなれば、高校を卒業するときは231センチだ。

 身長198センチから203センチまでの高校バスケットボール選手がNBA選手になれる確率は、これまでの統計で0.07パーセントと言われている。しかし、身長が7フィート(約213センチ)以上になると、その確率は17パーセントまで上昇するという。現在、全米各地のバスケ強豪大学がフォールを勧誘しているが、彼は学業も優れており、高校での成績はすべて最高ランクの「A」。フォールの将来の夢は、生物化学者になることだという。

三尾圭●協力 text Mio Kiyoshi