台湾・台北、アジアで最も生活費の高い都市26位  東京は依然1位

写真拡大

(シンガポール 12日 中央社)国際人材コンサルティング会社のECAインターナショナルが実施した企業の海外駐在員の都市別生活支出に関する調査で、台北は昨年の14位から大幅に順位を下げ、アジア26位となったことがわかった。

この調査は世界440都市を対象に行ったもので、台北は世界89位、高雄は世界129位(アジア37位)だった。

東京は世界では11位と昨年より1位順位を下げたものの、アジアでは昨年に続いて1位を維持した。ECAインターナショナルは、円安にもかかわらず東京では物価の高騰が著しく、海外駐在員の消費は振るわないと指摘する。

その他アジアの各都市は2位から順にソウルが世界16位、上海18位、北京20位、名古屋23位、横浜24位、大阪26位、香港29位、シンガポール31位、広州34位、プサン35位、深セン47位、ウルサン49位。近年は中国大陸各都市の成長が目覚ましく、広州や深センは香港に迫る勢いだという。

(呂欣ケイ/編集:谷口一康)