(医)社団貴生会(TSR企業コード:293342040、港区六本木7−15−7、設立平成5年7月21日、平石貴久理事長)および関連会社3社は6月6日、東京地裁から破産開始決定を受けた。破産管財人には山内宏光弁護士(成和明哲法律事務所、港区虎ノ門4−3−1、電話03−5408−6160)が選任された。
 負債は貴生会が3億6429万円で関連会社3社を含めて総額10億1773万円。

 スポーツドクターとして名高い平石貴久医師が代表を務める医療法人。港区六本木で「平石クリニック」を経営し、ニンニク注射の処方など有名プロスポーツ選手や芸能人などが利用することで知られていた。
 最近では、覚醒剤取締法違反で逮捕されたASKA容疑者の主治医として、同容疑者にアンナカ(安息香酸ナトリウムカフェイン)を処方していたことが明らかになり、メディア等で取り上げられていた。
 平石医師によると「知人の連帯保証人となっていたことが原因で多額の負債を抱えることになり、クリニックの経営を続けることが困難となった」としている。なお、港区六本木のクリニックは昨年までに閉鎖し、東京・銀座に設置していたクリニックも5月をもって閉鎖している。
 貴生会と同時に破産開始決定を受けたのは(株)ラ・サンテ(港区六本木7−15−7、設立平成14年4月4日、資本金300万円、平石貴久社長)、(株)三心(同所、設立平成17年11月30日、資本金3億4675万円、同社長)、Hメディカル研究開発(株)(港区六本木3−15−11)の3社。