上昇でも下落でも1カ月で30%の利益が狙える ネット証券で人気のブル・ベア投信凄いパワー!

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相場の世界で角を下から上に突き上げて攻撃するブル(雄牛)は「強気」の象徴で、逆にベア(熊)は上から爪を振り下ろすため「弱気」の代名詞。これらの言葉がネーミングの由来となったブル・ベア型の投資信託がネット証券を中心に売れに売れている。その上手な使い方とは?

投信では指数の値動きの3倍動く
トリプル型が大人気に!

「指数の上昇で上がるブルのほうが、下落で上がるベアより人気ですが、どちらも人気ランキングの上位に入っています」

 こう説明するのは、楽天証券経済研究所のファンドアナリストの篠田尚子さん。

 人気の秘密はブルの場合は日経平均など株価指数の上昇時に上昇率の2〜3倍、ベアは指数の下落時に下落率の2〜3倍の収益を狙えること。少しの値動きでも、高いリターンが狙えるのだ。

 中でも特に人気は、3倍の収益が得られる楽天とSBIのトリプル・ブル(ベア)投信。

 投資アイディアとしては「2%の売買手数料がかかるので、保有期間は3カ月程度が目安。揉み合い相場ではなく、上でも下でもトレンドが出ているときが投資チャンスです。上昇が続くと、複利効果が発揮されて、3倍以上のリターンが狙えます。ただし、反対に動けば損失も3倍なので投資経験ゼロの人がいきなり手を出すべき商品ではありません」(篠田さん)。

 もっとも使い方によっては長期投資が前提のNISA口座で買う秘策も。フィナンシャルリサーチ代表の深野康彦さんはこう語る。

「NISA口座でブル・ベア投信を買い、大きく動いた局面で売れば、その3倍のリターンが非課税に。非課税枠は復活しませんが、十分な節税効果が得られます」

 一方、株と同じく市場に上場し、時価でいつでも売買できるETF(指数連動型上場投信)にも、ブル・ベア(インバース)型がある。

 「ETFは、投信と比べてはるかに低コスト。リアルタイムで時価売買でき、機動的なトレードも可能」(深野さん)

 ただし現状ETFは、ブル型は2倍、ベア型は1倍の値動きの商品しかない。投信には「1万円以上1円単位で買える」というメリットもあり投資スタイルで使い分けよう。

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