日経平均チャート(日足・6カ月)*チャートをクリックすると最新のチャートがご覧になれます。SBI証券HPより

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 おめでとうございます! 買い方にとって強烈な追い風が吹き続けています。この結果、3日前引けの日経平均は前日比113.91円高の1万5049.83円となりました。取引時間中としては4月4日以来ほぼ2カ月ぶりに心理的な節目である1万5000円台に乗せました。

 米国株高、米長期金利のピークアウトの兆し、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)改革及び法人税減税期待などなどが、具体的な追い風です。この追い風はあくまでも買い方にとっての追い風であり、売り方にとってはメチャクチャ強烈な逆風です。この逆風の中、売り方は目に涙を浮かべながら撤収を余儀なくされているはずです。そして、6月第2金曜日はメジャーSQです。このSQに向け、売り方の敗戦処理は粛々と続くことでしょう。

 よって、SQ前後までは、売り方の損失覚悟の買戻しで日本株は底堅い動きが期待できそうです。

GPIFが日本株保有比率上昇を検討の意向

 例えば、2日の米国株式市場では、NYダウは3日続伸し、前週末比26.46ドル高の16743.63ドルと連日で過去最高値を更新しました。また、S&P500種株価指数も3日続伸し、同1.40ポイント高の1924.97ポイントと、連日で過去最高値を更新しました。また、2日の米長期債相場は3日続落しました。10年物国債利回りは前週末比0.05%上昇し2.52%で取引を終えています。

 一方、国内では、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の運用委員長に就いた米沢康博早大教授は2日、129兆円の資産運用の見直しについて「政府から要請があれば、8月に発表する可能性もある」と述べ、現在12%としている日本株の基本比率は、「20%というのも高すぎるハードルではないかもしれない」とし、大幅な引き上げを検討する意向を示したと伝わっています。

 また、安倍晋三首相は2日、6月にまとめる新たな成長戦略に法人実効税率の引き下げ方針を盛り込む意欲を改めて示しています。首相は3日、自民党の野田毅税制調査会長と会い、法人税の実効税率の引き下げを改めて指示するということです。

 前回当欄で、「まじめに、ミクシィ(2121)効果で個人投資家を取り巻く投資環境は大幅に好転しました。ぜひ、この好環境を生かして成り上りるための足がかりを作ってください。タネ銭作りには最高の投資環境と考えています」としましたが、その良好な環境は続いており、成り上りたいあなたのタネ銭は着々と積み上がっているはずですよね?(笑)

ミクシィが個人投資家のマインドに火を点けた

 ですが、ミクシィ(2121)に関しては、東証が同株の信用取引に関して増担保規制を強化(3日売買分から委託保証金率70%以上(うち現金40%以上))したため、騰勢が鈍り、この規制が解除されるまで調整に入るかもしれません。しかしながら、今回ミクシィ(2121)が噴き上げた火柱で、個人投資家の投資マインドに炎が燃え広がりましたので、相場は行くところまで行かないと止まらないでしょう。

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