LAカフェは、かつて一世を風靡した出会い系のバー。エルミタ地区のデルピラールに位置し、カモを探す売春婦と観光客の直接交渉の場となっていた。現在はBAYカフェと名前を代えて、24時間営業をしている【撮影/志賀和民】

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フィリピン在住17年。元・フィリピン退職庁(PRA)ジャパンデスクで、現在は「退職者のためのなんでも相談所」を運営する志賀さん。今回は志賀さんの元に寄せられた、ある退職者の相談から。フィリピン出会い系サイトの落とし穴とは?

 ある退職者の方から、「助けてください」と題して以下の内容のメールが舞い込んだ。

〈出会い系サイトで知り合ったフィリピーナからの借金の申し入れを断ったところ、「レイプで訴えてやる。そうしたら、あなたは一生刑務所から出れない。訴えられたくなかったら500万ペソ(約1200万円)のお金をよこせ」と脅迫された。

大使館に相談したところ、「すぐに日本に帰ったほうがいい」とアドバイスされたので、翌日、日本に帰った。そうしたらさらにEメールで、「警察に告訴して警官と一緒にコンドミニアムに行ったが、本人がいないので大使館で日本の居所を突き止めた」と言ってきた。

さらにその後、女は方針を換えて「警官に嘘の告発をしたと脅されている。10万ペソ(約23万円)を払わないと自分が刑務所にへ入れられるから、なんとか助けて欲しい」と。

送られてきたEメールは数日のうち数十通に及び、いったい何が本当で、何が嘘なのか。放っておいて告訴されたら、いったい自分はどうなってしまうのだろうか。〉

 第三者から見るとこれはすべて女の狂言で、金をせしめるためのつくりごとであることは間違いない。しかし退職者の男性としては、女の狂言よりも、もしも悪徳警官の存在が本当ならどうしようと心配でならない。

 当方のアドバイスは下記のとおりだ。

(1) 日本にいるかぎり、たとえ告訴されたとしても、被告がフィリピンに存在しないので裁判が成り立たない。だから安心していてよい。

(2) たとえでっち上げでも、告訴してきた女を、警察が脅してお金を取るようなことはありえない。

(3) 女からのメールに対しては、絶対に返事をしてはいけない。無しのつぶてがいちばんだ。

 無垢なフィリピンーナをゲットしたいというのは男の夢かも知れないが、そこには大きな落とし穴が待っている。

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