くまモンを囲んで「目録」贈呈

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熊本県の蒲島郁夫知事の著書の売り上げが、一部「ふるさと納税」として同県に寄付された。

出版元の祥伝社(東京・千代田区)で2014年6月5日に行われた贈呈式には、熊本県東京事務所の職員ともども、ご当地キャラクター「くまモン」も出席。和やかなムードで同社から「目録」が贈られた。

寄付額は60万円

「ふるさと納税」は08年に創設された、自分の故郷や応援したい自治体へ寄付できる制度。寄付金のうち2000円を超える部分が、所得税と住民税から控除される。法人のふるさと納税は特定寄付金の「国、地方公共団体に対する寄付金」に該当。一般的な寄附金の場合と異なり、損金処理できる額に限度がない。

熊本県では、寄付金の用途として13年11月から「くまモン応援分」を設けている。「100年後も愛されるくまモン」を目指すため、各地域でのイベントへの出演や情報発信に活用されるもので、14年3月末までに寄せられた金額は845万円にのぼっている。

今回、売り上げの一部が寄付された蒲島知事の著書は、14年3月に発売された『私がくまモンの上司です―ゆるキャラを営業部長に抜擢した「皿を割れ」精神』。初版1万部の売れ行きが好調で寄付金額は60万円で、増刷された場合には再度寄付を行うという。

贈呈式では、祥伝社から熊本県に寄付金の「目録」を贈呈。お返しとして、熊本県からは「感謝状」、くまモンからは「ありがとうだモン」と書かれたサイン色紙が贈られた。

くまモン、コピー機に苦戦

贈呈式終了後、くまモンは販売部を訪問した。「歓迎 くまモン御一行様 祥伝社販売部一同」と書かれたドアを開けると、人気者の登場にフロアがわいた。気を良くしたくまモンは、ここぞとばかりに販売部内をあばれまわる。

他部署の社員もくまモンを一目見ようと、スマートフォン片手に押し寄せたが、サービス精神旺盛なくまモンは、部署内をぐるりとめぐって、次々とスキンシップをとる。

コピー機に目を付けたくまモンは、付き添いの女性に操作を教えてもらいつつ、手の平を原稿台に乗せて印刷。コピーを終えて「ドヤ顔」をするくまモンの手には、光が入ったため「真っ黒」に刷られたコピー用紙が握られていた。