嵐が白衣でドームに! ジャニヲタを待ち受ける3つの苦難とは?
<ジャニヲタ歴20年・みきーるのJ-ウォッチ>

 ジャニヲタには、制さねばならない3つの“列”があります。

 ひとつめはグッズ列。
 ふたつめは入場列。
 そして最後に待ち受けるのが、トイレ列。

 この3つを制して初めて、快適な公演鑑賞が約束されるのです。

 ……さて、今年も『嵐のワクワク学校』(※1)の開催が決まりました。

 これは通常のコンサートとは異なり、白衣をまとった嵐のメンバーたちが“先生”となって、それぞれ趣向をこらした授業を行う、というテイのイベントです。

 6月7日(土)・8日(日)に大阪ドーム、そして6月28日(土)・29日(日)には東京ドームで開かれますが、いずれも収容人数5万人規模のビッグな会場です。

◆ジャニヲタを待ち受ける3つの列とは?

「ジャニヲタとは、並ぶことと見つけたり」という有名な言葉がありますが、イベント開催日、ジャニヲタの1日は並ぶことから始まります。

まず最初の敵はグッズ列。

 早朝から駆けつけて倒しにかかりますが、ドーム級の会場ともなると、列の伸び具合もスーパーゴージャス。

 もしも出遅れて「はい、二宮先生のクリアファイル売り切れです〜!」なんて言われたら息が止まってしまうので、大蛇のように伸びる列に張り付き、数時間は立ちっぱで耐え抜きます。

無事にグッズを手にしたら、次に目指すは入場列。

 せっかちで知りたがりのヲタは、いち早く入場してステージセットを見たり、アリーナ席のある公演ならブロック分けや花道の有無をチェックします。

 また、東京ドームのように場内にもグッズ売り場がある会場では、場外での戦況を不利と見たヲタが、速攻で入って中の売り場を攻める姿も見受けられます。

 そして、どんじりに控えしが、いちばんどうにもならん“トイレ列”です。

 トイレだけは、開場と同時に行ったとしても約2時間後の開演前にはまた行きたくなったりするので、ワンアクションでミッションクリア! とはいかないのが実状です。

 で、開演30分前ともなると、「今からトイレにお並びいただいても、開演に間に合わない可能性がございます!」とか非情なアナウンスが流れたりもする。

 とはいえ、尿意を抱えたまま観るのも落ち着かないので列を探すと、2階のトイレなのに最後尾ははるか地階まで伸びているというファンタジックな展開。

 あげく、開演3分前にようやく空いたトイレが和式だったりすると「うわ……」と思いますが、ここは我慢のしどころ。
電光石火で用を済ませ、コンマ1秒残して開演に間に合ったりするのです。

「友達が誘ってくれたから、初めてドームに嵐を観に行くの♪」なんて浮かれてる人は、そう簡単にトイレに入れるとは思わないように。

 なにせJR水道橋駅のトイレにも、アトラクション待ちのごとくポールで仕切った待機列ができてしまうほどの需要過多。待ち合わせのファミレスでは、浮かれてドリンクを飲みすぎないよう、くれぐれも心しておきたいところです。

「飲酒運転 叱る友こそ 真の友」(※2)という交通安全標語がありますが、

「ドリンクバー 叱る友こそ 真のヲタ友」のスローガンを胸に、3杯目のコーラのお代わりに行く友を止めてやってこそジャニヲタです。

 3つの列との争いを視野に入れ、ぜひともベストコンディションで臨みましょう!

(※1)正式名は『嵐の“ワクワク”学校 2014 〜友情がもっと深まるドーム合宿〜』。
(※2)交通安全スローガン 2009年 全日本交通安全協会会長賞受賞作(佳作)

<TEXT/みきーる ILLUSTRATION/二平瑞樹>

【みきーる】
編集者&ライター。出版社勤務を経て、2000年に独立。ふだんは『週刊アスキー』などパソコン誌や女性誌、ウェブサイトで編集・執筆。著作に『ジャニヲタあるある』『ジャニヲタあるある フレッシュ』『ジャニヲタ談話室!』など(イラストはいずれも二平瑞樹)。ジャニヲタ歴は、約20年。KinKi Kidsの担当に始まり、現在はグループを問わず応援する“事務所担”。mixiコミュニティ“ジャニーズチケットお見合い処”管理人。Twitterアカウント:@mikiru