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Appleは3日（日本時間）、開発者向けイベントのWWDC2014で新iOS「iOS8」を正式発表しました。iOS 7のときのようにデザインでの大きな変更はありませんが、さまざまなアプリが進化したり改善される模様です。

 

■アプリがより使いやすくなる！

・キーボードと文字入力

アップル以外が作ったキーボードが利用可能に。「QuickType」という文字入力機能では、入力内容などから文脈を判断、次の単語を予測し変換候補が表示されるようになります。

・Massageアプリ

音声データや動画をそのまま手軽に送ることができるようになります。複数人でやりとりできるグループメッセージも、メンバーの追加・削除、位置情報の交換など機能を追加。音声メッセージが届いた際は、iPhoneを耳に当てるだけで音声が再生されます。

・通知機能

画面上部に表示される通知からそのままメッセージを返信したり、Facebookのコメント返信などのアクションが通知からできるようになります。

・Siri

「ハイ、Siri」と声をかけるだけで起動可能に。楽曲認識アプリ「Shazam」が統合されたので、音楽をSiriに聞かせると曲情報を教えてくれるだけでなく、iTunesの購入などもできるようになります。

 

■データは全部クラウドで！

・iCloud Drive

DropboxやGoogle Driveのように、ファイルをクラウドで管理できるサービスを追加。iPhoneやiPadだけでなく、MacやWindowsでも共有できます。5GBまで無料で利用可能。

・写真編集管理機能

カメラアプリのように、明るさやコントラストの調整ができたり、撮影後にもフィルター効果をかけることが可能に。検索機能も強化され、撮影日や撮影場所などから写真を見つけることができるようになります。

・HealthKit

消費カロリーや睡眠時間、心拍数などの生体データをまとめて閲覧できる機能。さまざまな健康管理アプリから情報収集し、一元管理ができるようになります。

・Family Sharing

家族とさまざまな情報を共有できるようになります。音楽や映画、アプリなどをシェアしたり、子供の居場所を確認できる機能などが追加されます。子どもがコンテンツを購入するときは、親のiOS機器に購入承認の通知が行き、不要なアプリの購入を防ぐことができます。

 

その他変更点などの情報は、アップル公式サイトで詳しく見ることができますよ。

iPhone 4S以降のiPhoneはiOS8に対応できます。今年の秋に提供開始予定。iOS8のリリースが待ちきれませんね！