食べるスープの専門店として首都圏を中心に人気を集めるSoup Stock Tokyoを運営する「株式会社スマイルズ」が、ファミリーレストラン「100本のスプーン by Soup Stock Tokyo」を展開しています。昨年末には全国で3店舗目となる幕張新都心店をオープンしており、人気店として賑わいを見せているとか。

「100本のスプーン」各店舗ではオマール海老の旨味をギュッと凝縮して作り上げたソースが自慢の「オマール海老と帆立のソースライス」を始め、飴色に炒めた玉葱の甘さが美味しいビーフシチュー、熱々のチーズが器から溢れるようなオニオングラタンスープなど、一度は食べてみたくなるようなメニューを多数揃えています。

 新業態も好評のSoup Stock Tokyoですが、あのロゴマークにはある秘密があったようです。同店のロゴは在りもののフォントをそのまま使用し、色も黒一色といさぎよいもの。これは同社代表取締役会長の遠山正道氏が「シンプルに直球勝負」を基本方針としているためだそうです。

 ただ、同ブランド立ち上げた当時、ファストフードでの黒いロゴマークは非常識とされていました。しかし、「せっかくスープに色があるのだから、それを際立たせるために、マーク全体も墨(黒)にして控えました」(遠山氏)と、掟破りの黒一色を採用したのです。
 
 また、開店当初は、ロゴの位置をカップの少し上に入れていましたが、これは、遠山氏の天邪鬼な部分の表れだとか。

 遠山氏は自著『スープで、いきます』の中で、こう明かしています。
「カップのストライクゾーンの位置そのままだと、金太郎の前掛けのような気がしたので、ちょっと上にツレちゃったような(原文ママ)位置につけたのです。ユニフォームのTシャツのマークも少し上寄りです。古着のTシャツなどで版がずれてしまったような、バランスを欠いた位置です」

 しかし、これはどうやら失敗だった様子。実はロゴマークを上にしたことで、スタッフがカップにスープを注ぐ時、マークが目に入ってしまい規定の位置よりも多く注いでしまっていたのです(すぐに修正し、今では、ロゴはカップのストライクゾーンにきっちりおさまっています)

 知らないうちに大盛りに......。Soup Stock Tokyoファンには嬉しい誤算だったロゴの位置。またロゴの変更があるといいですね。



『スープで、いきます 商社マンがSoup Stock Tokyoを作る』
 著者:遠山 正道
 出版社:新潮社
 >>元の記事を見る



■ 関連記事
この世は左利きに厳しすぎる?
その言葉、ちゃんと相手に伝わってますか?
これから流行る? 兼業主夫という生き方


■配信元
WEB本の雑誌