悲願のツアー初優勝を挙げたジャン・ドンキュ(撮影:ALBA)

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<〜全英への道〜ミズノオープン 最終日◇1日◇JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(7,382ヤード・パー72)>
 2位に2打差の単独首位からスタートした張棟圭(韓国)がトータル15アンダーまでスコアを伸ばし逃げ切りで日本ツアー初優勝を達成した。張はこれで7月に開催される「全英オープン」への出場権も手にした。
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 岩田寛、ジュビック・パグンサン(フィリピン)という互いに初優勝を目指す面々となった最終日。序盤からゲームの主導権を握った。岩田、パグンサンが足踏みを続ける中、2番パー5で2オンに成功してバーディを奪うと、続く3番もバーディとして早々に4打差の独走態勢に入る。
 しかし、初優勝のプレッシャーか、後半に入ると正確無比に距離を刻み続けたショットに乱れが生じる。11番パー5をボギーとすると、13番でもセカンドをグリーン右の深いラフに外してボギー。2位のパグンサンとの差はジリジリと縮まり優勝争いは一転して混戦模様となった。それでも、「緊張して硬くなった」という今大会最難関の14番パー3では約4メートルを執念でねじ込んでパーセーブ。最大のピンチを脱すると17番、18番と連続バーディで締めて逃げ切りを完結させた。
 張は今年はチャレンジランキング5位の成績でツアーに参戦。安定したドライバーを武器にスコアを作るショットメーカーだが、今大会でのツアー初優勝の原動力となったのはパッティング。4日間通じて30パットを切る安定感で、硬く締まったグリーンを攻略した。
 そのパッティングスタイルは独特。右手の親指と人差し指でパターを挟むようにグリップして、手のひらを打ち出し方向に向けたままストロークする。イメージを出しやすいうえに、手先を使わずに体でストロークできるのが最大の利点だ。
 このスタイルになったのは3年前。右手を骨折しギプスを着用して以来、普通のスタイルでのパッティングに違和感を覚えるようになった。そこで、母国韓国の先輩のアドバイスを受けながら試行錯誤。怪我の後遺症を強みに変える独自スタイルを編み出した。
 出場権を手にした全英オープンに向けては「まずは予選通過。それができればトップ10を目指していきたい」と意気込んだ。「夢は大きく」がモットーの25歳は最大の夢に世界各ツアーでの賞金王を挙げる。シーズンはまだ序盤。かつて金庚泰、ベ・サンムンがそうだったように、その第一歩目を日本ツアーで踏み出すことも十分に可能だ。
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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