フィリッポ・インザーギ監督がシルヴィオ・ベルルスコーニ名誉会長の自宅で今後について話している一方で、ミランのベンチから去ろうとしているクラレンス・セードルフ監督は、ミラン指揮官としての経験が非常に早く終わろうとしていることへの悔しさを、上品に隠している。

元『ガゼッタ・デッロ・スポルト』編集長のピエトロ・カラブレーゼ氏の名前が冠された賞を受け取ったセードルフ監督は、自身の今後についてミランから何を聞いているかという質問に、「君らのように新聞を読んでいるよ。クラブから何も情報はない」と答えた。

セードルフ監督は「私は元気だよ。この数日は友人や家族と一緒にいるんだ」ともコメントしている。一方で、監督続投を望むミランファンの熱意も感じているようで、「サポーターの愛情はとてもうれしい」と語った。

さらに、セードルフ監督は「私は常に『フォルツァ(頑張れ)、ミラン』と言うよ。ミランはずっと残る。サポーターも同じだ」と述べている。