安心して!約7割のママが「出産前、子育てに自信がなかった」ー調査結果

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森永乳業株式会社は、同社で運営する無料の育児相談窓口『エンゼル110番』において、「赤ちゃんを抱っこしたことはありましたか?」をテーマに、出産前に“赤ちゃんとどのような触れ合いがあったか”という調査を実施、結果を発表した。対象は『エンゼル110番』に電話をした子育ての中の母親100人、調査方法は電話による聞き取り調査。調査期間は2013年12月21日〜2014年1月26日まで。

親になる前に赤ちゃんを抱っこした経験を聞くと、約8割の母親が「ある」と回答。一方で、「新生児は見るのも初めて」という母親も約2割を占めた。

「抱っこの経験がある」と答えた母親に対し、抱っこ以外での経験を尋ねると、34人が回答に応じた。一番多かった答えは「おむつ替え」で24人、「授乳」の経験者も18人に。この質問では複数回答者が15人におよび、その多くが4種類以上の経験を挙げた。

親になる前に、子育てに自信があったかを尋ねると、「あった」「どちらかといえばあった」と回答した母親は、合計で14人にとどまった。「なかった」「どちらかといえばなかった」と回答した人は、合計75人。出産前に赤ちゃんの世話を経験している人でも、半数は「自信がある」とは回答しなかった。

出産前に持っていた赤ちゃんに対するイメージと、育児を経験してからのイメージを聞くと、「違った」と回答した母親は72人に。具体的には「宇宙人のようで理解できない」「赤ちゃんは軽くてかわいくて簡単に育てられると思っていたが、力も強いし暴れるし大変」という声が挙がった。一方で、「かわいくてたまらない、赤ちゃんは幸せを与えてくれる象徴」や、「ちゃんと1人の人間。おもしろい」といった意見も。

子育てに対するイメージでは、59人が「想像した以上に手がかかる」と回答。約6割の母親が、予想以上に子育てが大変だと感じている結果となった。しかし、「大変なこともあるが、毎日楽しい。またどんどんできることが増えていくと思うと、さらに楽しみ」や、「大変だったが、子どもの様子を見ているとその大変さを忘れていて、子どもがいてよかったと思う」という意見も聞かれた。