約1億円の賠償ケースも!? FPが指南する「正しい自転車保険の選び方」必須ポイント3

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みなさんが補助輪なし自転車に乗れるようになったのは、何歳の頃ですか。運動神経に恵まれなかった筆者が自転車に乗れるようになったのは、小学3年生の遅いデビューでした。

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幼い頃からずっと身近な乗り物であったがゆえに、軽車両という車両の一種で、自動車と同じように交通規則を守る必要があることを忘れがちではないでしょうか。違反をすると罰則が科せられますし、事故を起こすと責任が問われるのです。

2013年12月に道路交通法が改正され、自転車のルールが厳重化されました。自転車も左側通行に限定され、右側通行をした場合は、3か月以下の懲役または5万円以下の罰金が科されます。

■ちょっとした不注意が人生を狂わせてしまうことに

自転車事故の加害者となり、高額な賠償金を請求されるケースが多く発生しています。日本損害保険協会によると、被害の大きさにより数千万円単位の賠償金の支払命令が下されています。

当時小学5年生男児が女性と衝突し意識不明の重体にさせてしまった自転車事故に対して、命じられた賠償額は9500万円にも上ります。不注意やルール違反が事故の原因となると、未成年だっとしても責任を免れることはできず、多額の賠償で人生を狂わせてしまうことも少なくありません。

自動車であれば、強制加入の自賠責保険や自動車保険で事故に備えていることが一般的ですが、自転車事故については特に意識をしていなかったという方が多いのではないでしょうか。埼玉県など自転車保険の加入に努めることを条例で定める自治体も増えています。「もしも」に備える方法を一緒に見直しをしてみましょう。

■自転車保険の3つのチェックポイント

自転車保険は

1)賠償金額の上限1億円以上
2)示談交渉サービス付き
3)家族全員を補償

といった3つのポイントを押さえておくと安心です。

警視庁発表の自転車事故データによると、事故の加害者側となってしまう子どもや若者が約34.2%、高齢者が20.9%を占めているという状況です。子どもやお年寄りは、被害側だけでなく加害側となってしまうことも多いため、家族全員を丸ごと守りたいところです。

■自転車保険の加入方法は主に5つ

1)火災保険や住宅総合保険のオプション
2)自動車保険のオプション
3)医療保険や傷害保険のオプション
4)クレジットカードのサービスで申込み
5)自転車保険に加入

自転車事故には、個人賠償責任に備えることが大切です。「他人にケガをさせてしまった」「他人の物を壊してしまった」など、加害者側になってしまった場合の損害賠償金や弁護士費用等の負担を補償してくれる保険を選びましょう。

この個人賠償責任に備える保険ですが、気づかぬうちにすでに加入している方も多かったりします。住宅ローンを組んだ時に加入した住宅総合保険にすでに組み込まれていたり、自動車保険の特約で追加していたり、クレジットカード経由で加入している場合もありますので、契約内容を再確認してみましょう。

すでに加入していて内容も十分であるなら、問題ありません。ただし、他の保険のオプションやクレジットカード経由で加入していると、元の保険やクレジットカードの解約と同時に補償が無くなってしまうことに気をつけなければいけません。加入していたつもりが、事故が起きてしまった時には何の補償も無かったという事態とならないようご注意を。

■自転車保険はバランスとコスパで選ぶべき

ご自身への備えの目安としては、入院日額3000円、死亡・後遺障害300万円で十分でしょう。主な自転車保険の内容を比較してみると、とにかく手厚さを望むのであれば「au損害保険」、内容のバランスがよく、コストパフォーマンスの高さで選ぶなら「エアーリンク」でしょう。

エアーリンク「自転車の責任保険」には、「基本コース」「充実コース」の2種類のプランがあります。基本コースは、月300円で賠償責任なら1億円まで家族まるごと補償されます。

自転車事故だけでなく「うっかり落下させた植木鉢で通行人にケガをさせてしまった」「スノーボードをしていて他人にぶつかってケガをさせてしまった」といった事故まで補償されるので、この保険さえ加入しておけば、家族の賠償責任をカバーできます。

スノーボードをこよなく愛している筆者は、今までレジャー保険に1日単位で加入していましたが、エアーリンクの保険でほぼまかなってしまうので、来シーズンからはレジャー保険料が節約できてしまうのが嬉しいところです。

「ほとんど発生する可能性がないけれど、発生してしまうと被害が大きい」ことに対して最小の負担で備えることが保険の真髄です。可能性が低ければ低いほど、少ない負担で大きな安心を得られるからです。

月300円のミニマムコストで、家族全員の大きな安心を守るエアーリンク「自転車の責任保険」は要チェックですよ。

【まとめ】
1)個人賠償責任に対応する保険に加入していないかチェック
2)加入内容が自分に合っているか見直し
3)自転車保険を検討してみる
4)ルールを守って安全に自転車に乗りましょう