29日、毎日放送のバラエティ番組「今だから言えるナイショ話」に、前衆議院議員の東国原英夫氏が出演。分党問題でゆれる、日本維新の会・共同代表の石原慎太郎氏について「嫌い」と明言した。

同番組はタイトルのとおり、出演者が今だから話せるエピソードを明かすというもの。東国原氏は昨年「日本維新の会」を離党したが、その理由を「石原慎太郎さん率いる『旧たち上がれ(日本)』のメンバーと合わなかったから」と告白。しかし、その後の発言は「石原慎太郎さんと合わない」という主旨のものだった。

司会のロンドンブーツ1号2号・田村淳が「どうなんですか?合わないんですか?」と聞くと、東国原氏は「合わない!」と即答。さらに、当時の石原氏率いる太陽の党と、日本維新の会の合流が、選挙直前に決まったことに触れ「合流前から、僕は反対だった」と主張。

さらに、共演者のケンドーコバヤシが「(石原氏が)好き、嫌いで言ったら?」と質問すると、東国原氏は「嫌い!」と明言。淳が「石原さんが嫌いってこと?」とさらに核心に迫ると、東国原氏は「人間的には、政治的には大先輩ですし、大御所ですよ」とフォローもしたが、結局「リスペクトはしてますけども、嫌い」と言い放った。

東国原氏が石原氏を嫌う一番の理由は、20数年前の出来事だという。石原氏が運輸大臣を務めていた当時、宮崎県でリニアモーターカーの実験線を作る計画が持ち上がっていたという。東国原氏によれば、石原氏は宮崎県を視察した際「農場がいっぱいある牛豚の中に、最先端の、最新技術がここで育つもんか」などと発言し、計画の候補地を山梨県に変更したという。

東国原氏は「山梨にも牛豚おるっちゅう話や!」「何か政治力がそこにあったわけですよ」「故郷をバカにされたようなね」などとスタジオでまくしたて、当時の怒りを訴えた。

さらに、東国原氏の怒りの矛先は、石原氏の「毒舌」に及んだ。東国原氏は、石原氏が亡くなった落語家・立川談志さんと旧知の仲だったことに触れ「(石原氏は)談志師匠みたいな話し方ができると思い込んでらっしゃる」と分析。続けて「芸人の中で毒舌ができる人間は数限られてます」「相手に恨まれない、相手が賛同する(毒舌は)天から選ばれた人」などと、「毒舌」の難しさを力説した。

その上で、東国原氏は「それをやるんです、あの方(石原氏)が。談志さんと同じような雰囲気で。それが気に食わないんです」「あの人は周りだけがウケてるだけなんです。お山の大将なんですよ」「(石原氏の言葉は)笑えないんですよ、傷つくんです」と、石原氏の言葉のセンスを痛烈に批判した。

また東国原氏は、石原氏が中国を「シナ」と呼ぶことにも言及。東国原氏は「今、この時代で、あの立場で言う必要ないんじゃないかな」などと、多岐にわたって石原氏の言動を否定した。

これらを聞いていた淳も、過去にTwitterで石原氏について「俺はあんな余裕の無いじいさんにはなりたくない」と投稿した過去を語り、。最後には「そうなんですよ。俺も、石原さん嫌いなんですよ」と東国原氏に同意していた。

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