夜逃げが噂されたゲーム会社、負債約22億で破産手続き開始

 帝国データバンク5月28日報道により、オンラインゲーム事業を展開するゲームヤロウ株式会社が5月21日、東京地裁から破産手続き開始決定を受けていたことがわかった。負債総額は約22億4000万円。

 ゲームヤロウは、韓国オンラインゲーム企業GameHi開発の、FPSゲーム『サドンアタック』日本展開を目的に2007年に設立された。設立当初はGameHi日本子会社という位置づけで社名も「ゲームハイ株式会社」となっていたが、同年10月には「ゲームヤロウ株式会社」と社名変更。

 設立直後にスタートした『サドンアタック』は、国内オンラインゲーム業界ではFPSジャンルの大ヒット作に。
さらに、当時オンラインゲーム業界で深刻化していた、「BOT」「チート」などの不正行為を徹底して取り締まる運営方針から、オンラインゲーマーの間では「最高の運営会社」として賞賛されるなどしていた。
また、2009年にはゲームソフト開発会社の株式会社ジャレコを、負債7億そのまま引き継ぐ形で1円で買収している。

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現在のゲームヤロウ公式サイトの状態

 転機が訪れたのは2010年。親会社のGameHiが、韓国のオンラインゲーム企業のNexon社にM&Aで買収され資本関係は解消。さらには『サドンアタック』はじめ、主要ゲームを日本のネクソン社に移譲することに。
以来残されたMMORPG『ノーステイル』などの運営を行っていたが、2013年12月に『ノーステイル』『The WAR2』にログインできない状態が続き、さらには公式サイト、ポータルサイトともに閲覧できない状態へ。
当時ユーザー情報として「運営会社の事務所がなかった」という噂がながれ、夜逃げ騒動に発展していた。

 そして2014年2月には、『ノーステイル』公式サイトも終了告知もないまま閲覧できない状態へ。事実上、サービス終了となっている。

現在のノーステイル公式サイトの状態