日経平均チャート(日足・6カ月)*チャートをクリックすると最新のチャートがご覧になれます。SBI証券HPより

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 日経平均は5月19日の1万3991.80円、5月21日の1万3964.43円とで底入れた格好です。

 底入れのきっかけは、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が1万4000円割れを地球防衛軍よろしく執拗に買ったと観測されていたこと、及び22日に、「かんぽ生命保険が2015年3月期に日本株の保有比率を拡大する方針で、日本株の購入増加額は3000億〜3500億円規模になる可能性がある」との報道でした。

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 なお、個人投資家のマインドを好転させたのはミクシィ(2121)の値動きでした。ミクシィ株人気化のきっかけは好業績見通しの発表です。同社は5月14日に利用者が4月末に600万人を超えるなどヒットした、スマホ向けゲーム「モンスターストライク」の課金収入で稼ぎ、15年3月期の連結純利益が60億円の黒字になる見通しだと発表したのです。ここから同社株の上昇は加速。14日終値5850円だった株価は、26日には一時1万1560円まで上昇し、ほぼ倍化しました。

 ネット上では、“ゴールドマン・サックス「空売り54万株」 VS 三菱UFJMS「1万2500円」 mixiを舞台に引くに引けない戦いまた始まる”などのスレッドが人気化するなど、個人トレーダーの注目度の高い状況が窺えます。なお、足元では、松井証券の個人顧客のミクシィ株の平均保有時間は約5分だそうですwww この回転効果で、同社株の売買代金は時価総額に比べ、異様に膨らんでいます。

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 市場ではこのような物色の柱、人気株が出現すると、それが同業他社に波及します。それまでゲーム関連株は、モメンタム・ストックの一角として叩き売られていました。

 しかしながら、投売り一巡で需給が改善したこともあり、ミクシィ効果で一気に多くのゲーム関連銘柄が火柱を上げ、強烈な戻り相場を演じています。その結果、相場の体感温度は急上昇しました。また、同業他社のみならず、バイオなど他のモメンタム・ストックも強烈に足元戻しています。

 今あなたが金持ちで、敢えてリスクを取る必要がないのなら、この「ミクシィ祭り」に参加する必要はまったくありません。また逆に貧乏なのにリスクが大嫌いという人も参加する必要はないでしょう。

 しかし、今あなたが貧乏でリスクを取ってでも成り上がりたいと思うなら、この祭りに参加しないという選択肢はありません。お祭り開催中は、ミクシィのみならず、その周辺銘柄をガンガン売り買いするべきです。

 ただし、基本はデイトレです。ギャップ・アップを期待して、宵越しのお祭り銘柄は基本は持たない方がいいでしょう。仮に持ち越すにしても、ロスカットは厳格にして、リスク管理は徹底しましょう。

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