「最近は若くてきれいな選手が増えたもんだなァ」。週末の女子プロゴルフトーナメントの中継を見ながら、そう感じる読者諸兄も多いハズ。

 今回、身近で取材しているゴルフ担当記者、カメラマンの匿名座談会で、彼女たちの「ロッカールーム内の秘密の話」を全部ぶちまけちゃいます!

スポーツ紙記者A:女子プロ界のニュースター・勝みなみ(15)が、4月の『KKT杯』をツアー最年少優勝した時、先輩のおねえさんプロたちの過剰反応っていったら……。

ゴルフ誌記者B:そうそう(笑い)。正式な取材には「アマに負けてられない。いい刺激をもらいました」って優等生コメントを出すんだけど、裏では嫉妬心むきだし。「パットをあんなに攻められるのは、失うものがないアマだから。プロは無理よね」なんて言い方をする選手は多かった。

ゴルフカメラマンC:ある20代半ばのトップ選手は、「私がアマの時代は、(参加基準が違ったから)こんな大会に出られなかった」と呟いてた。まるで、“私も出たら勝っていた”といわんばかりで。

全国紙記者D:そんな反応も、やっぱり勝の実力をみんな認めてるからですよね。13歳の時に『九州女子アマチュア選手権』で最年少優勝した時は、大会2日前に左手人指し指を骨折してたっていうんだから、やっぱり規格外。

B:伸びしろもある。指導する祖父はシングルゴルファーだけど、プロじゃない。

 今どき珍しい野球のバットを持つようなベースボールグリップを勝に教えていて、これを見たあるプロは「あの握りじゃ限界がある」といっていたけど、優勝した。ちゃんとした指導者が付けば、もっと伸びる。

D:その祖父はちょっと複雑なようですよ。「勝つのが早すぎた」って漏らしていました。ツアー優勝したから、プロ宣言すればプロテストの実技は免除される。外資系のゴルフメーカーが年間2000万円の用具契約を持ちかけているという話もある。

 ただ、15歳の少女には荷が重すぎると、高校卒業まではプロ宣言しないように祖父は考えてるようです。

C:あとはビジュアル面も磨いてもらえれば、人気も実力もいうことナシ(笑い)。

D:磨くにしても、あの純朴さを残してほしいですね。僕は九州のアマ大会を取材した時、「勝みなみ」と書いた名札を貼り付けた体操服で試合に出ている彼女を見て、目を細めましたよ。体操服ゴルファーですよ! それで十分ですよ。

A:体操服の選手が優勝を争う時代になったのはすごい話だよな。

※週刊ポスト2014年5月30日号