消費税が5%から8%に上がって約1カ月半。市場調査などを行うインターワイヤード(本社・東京都品川区、斉藤義弘社長)が、4月4〜18日にインターネット上で行った「消費増税と買いだめ」についてのアンケート調査によると、半数以上が買いだめまたは多めに購入をした、と回答。また、約4割が増税後に「便乗値上げ」を疑う商品があった、と感じていたことが分かった。

 同社が運営するサイト「DIMSDRIVE(ディムスドライブ)」で回答の1カ月以内に店舗で買い物をしたモニター6726人が答えた。

 調査の結果、54.6%が3月末までに増税を意識して多めに購入をした、と回答。実際に購入した商品で最も多かったのは、「トイレットペーパー・ティッシュ」の41.2%。「シャンプー・リンス・洗顔料・ハンドソープなど」36.2%、「洗剤系(食器用洗剤や洗濯洗剤など)」33.6%、「米・乾麺など」26.9%と続き、生活必需品が上位を占めている。

 買い替えをした商品があった、と答えたのは18.9%。買い替えた商品は、パソコンが最多で、車、冷蔵庫、洗濯乾燥機・洗濯機などが続いた。パソコンについては、WindowsXPやOffice2003のサポート終了と重なったため、「買い替えざるを得なかった」人も多かったとみられる。
 
 一方、買いだめや買い替えをしなかった人は、「3%の差額では意味がない」(34.8%)、「結局は得しないのではないか」(29.6%)などを理由に挙げた。 増税前後の商品や価格、品ぞろえといった店頭の変化については、「便乗値上げでは? と思われた商品があった」(42.8%)、「価格は同じだが、内容量・サイズが少なくなった商品があった」(31.5%)という回答が目立った。便乗値上げを疑った商品については、48.1%が「購入した」が、24.7%が「違う銘柄を購入」、27.2%が「購入をあきらめた」という。一方、内容量・サイズ縮小を疑った商品では、「購入した」人は65.9%に上った。

 増税前は「駆け込みセール」、増税後には「生活応援・還元セール」。買いだめ・買い替えが吉と出たか、凶と出たか――。自らの購買行動を振り返ってみるのも面白いかもしれない。