高配当株は低配当株よりも株価の上昇力も大きい! 今買えば高利回り必至の高配当株投資にチャレンジ

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今、日本株とりわけ高配当株が割安に放置されている。楽天証券経済研究所のチーフ・ストラテジスト、窪田真之さんが差し出したグラフには、1993年5月から今年4月までの10年国債利回りと東証1部銘柄の平均配当利回りの推移が書かれていた(グラフを参照、NTTの配当利回りは編集部で追加)。グラフから読み取る今高配当株が買いの理由とは?

高配当株が割安に放置されている
時代はインフレに強い株の出番だ!

 金融商品の利回りと価格の関係をものすごくカンタンに言えば、高利回りほど価格が安く(=人気がない)、利回りが低いほど価格が高い(=人気がある)ということになる。その点でいえば、今日本では、国債は人気で株は不人気となる。ウクライナ情勢の緊迫化などで株が売られ国債が買われているからだ。その結果、国債の利回りは14年4月現在で0.6%、一方の東証1部銘柄の配当利回りは1.9%にもなる。

 ただ、消費者物価指数は、最近マイナスからプラスに転換し、14年2月には1.3%の伸びになている。ということは、このまま国債を買っていたのでは物価上昇率に負けてしまう。それでも、株ではなく国債が買われるのはなぜなのか。

「どうせ物価上昇率はまたマイナスになるに決まっていると、機関投資家がたかをくくっているからです」と、窪田さん。

 そこには90年代と同じ過ちの構造があると指摘する。93年当時、国債の利回りは5%だったが、90年代初めに比べ3%程度落ちていた。「当時は1970年代のオイルショック(インフレ)時に物価上昇率が10%を超えた記憶も残っており、5%の国債の魅力は乏しいと考えられていたのです」(窪田さん)

 このため当時は国債ではなく、インフレに強い株が買われたのだが、その後日本はデフレになってしまった。これを現在に置き換えてみると、このままデフレが続くと考えて低利回りの国債を買い続け、インフレになると大変なことになるわけだ。

「今後5年くらいは物価上昇率は1〜1.5%程度で推移するとみています」(窪田さん)

 つまり、0.6%の国債を買っている場合ではないのだ。

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 しかも今は高配当株、それも東証1部の平均利回りを上回る株を買ったほうが有利になる。というのも高配当株のほうが下落に強いからだ。実際、高配当銘柄(上場高配当ETF)は、TOPIXに勝る成績を記録している(グラフを参照)。

 ただし、利回りの高さだけで買うと後々後悔することも。利回りは低いが実質ノーリスクの国債と異なり、株は高利回りだが値下がりリスクも減配リスクもあるからだ。高配当を見込んで買ったら業績不振により株価は激下げ、さらに今期は無配に転落、といった銘柄は少なくない。

 そこでザイ編集部では5つの視点で高配当銘柄を採点し、その上でオススメ24銘柄を窪田さんにピックアップしてもらった。その中から、ここでは4銘柄を公開しよう。各銘柄をチェックして、株安の今こそピッタリの投資に役立ててほしい。

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