朴大統領の涙の謝罪に、韓国国民からは批判の声 「パフォーマンス」「目論見がある」―中国報道

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韓国・中央日報の19日付の報道によれば、朴槿恵大統領は同日、旅客船「セウォル号」の沈没事故について国民向けの談話を発表し、海洋警察庁の解体や国家安全処の設立など、政府組織の改編に言及したほか、国民に謝罪し、涙を見せた。ただ、多くの韓国国民はこの談話に批判的で、「子供だまし」、「政治的パフォーマンス」と指摘する声も上がっている。中国・国際在線が19日伝えた。

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27歳の大学生はこの談話について韓国メディアの取材に答え、「統一地方選の前に国民に涙を見せるとは、目論見があるとしか思えない」と指摘。「海洋警察を解散すると発表するのもいいが、この一か月の間にもっと有効な対策ができたのではないか」と批判した。

また43歳のあるソウル市民は「犠牲者を見て見ぬふりをして、組織改編を発表している。涙を流したのは単純に政治的パフォーマンスだ」と断じた。

韓国のある市民団体の責任者も、「事故から34日後の談話発表は遅すぎる。大統領が示した解決策の有効性も疑問だ」と話している。

韓国メディアからは、この談話が6月の統一地方選挙で与党セヌリ党に悪影響を与えるとの見方も出てきた。

(編集翻訳 恩田有紀)