【2014年版】一番おトクな「電子マネー」はどれ? 最新! 利用シーン別選び方&活用術まとめ

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お金の「そうなんだ!」「本当?」といったいろんなヒントをファイナンシャル・プランナーの筆者が紹介します。今回は「電子マネーの選び方、活用法」。

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たくさんある電子マネーを選ぶポイント、考えたことありますか?消費増税分の一部を取り返すチャンスも電子マネーならあるのです。

■もはや電子マネー抜きの生活は考えられない

ガラケーの頃からおサイフケータイの普及が進んでいましたが、スマートフォンの普及で電子マネーの利用範囲がさらに拡大しているようです。

Android系スマホのいいところは、ブラウザーと連動したことでインターフェイスが分かりやすくなり、残高確認やチャージが簡単なところでしょう。電子マネーもアプリのひとつとなっており、インストールも簡単に行えます。

ウレぴあ世代は電子マネーを利用することに違和感がないと思いますが、もはや電子マネーを使わないほうがもったいない時代に来ています。特に見逃せないのは「ポイント」で、消費増税の一部を取り戻すチャンスでもあります。

まだ使っていない人には「初めての電子マネー」を考えるヒントを、すでに使っている電子マネーがある人は「2つめの電子マネー」を考えるヒントをご紹介してみます。

■自分の利用シーンで「使える」電子マネーは決まってくる

どの電子マネーがオススメかは、自分自身の利用するシーンによって変わってきます。どんなに普及している電子マネーでも、自分が利用するお店で使えないのでは意味がないからです。ここではいくつかの利用シーン別に考えてみましょう。

○交通費、キオスク等の駅内売店
電車やバスについては、SuicaとPASMOが提携している関係で、いずれかのカードがあれば乗り降りが自在です。交通系の電子マネーは規格が共通のため、ほとんど全国を1枚のカードで乗り降りできるほどです。モバイルSuicaはその点で交通費にも使える電子マネーとなっています。

またキオスクなどの駅内売店は交通系電子マネーにほぼ全対応していますし、自販機も多くが交通系電子マネー対応です。通勤通学時に電子マネーで買い物をと考える人はモバイルSuicaが有力候補になるでしょう。

○コンビニ
コンビニはチェーン点ごとに採用している電子マネーに違いがあります。しかし主要電子マネーはほとんどのコンビニで利用可能です。

Suica(PASMO他交通系電子マネー)、楽天Edy、nanaco、waonで整理すると下記のような感じです。

ファミリーマート  Suica、楽天Edy、waon
ローソン  Suica、楽天Edy、
セブンイレブン  Suica、楽天Edy、nanaco
サークルKサンクス  Suica、楽天Edy、

SuicaとEdyだとどこのコンビニでも困らないという感じです。

○カフェやファミレス
ファミレスごとに対応した電子マネーが異なるため、自分の利用する店舗の対応する電子マネーを考えてみます。

デニーズ nanaco
ガスト等すかいらーくグループ  Suica、楽天Edy、iD
ロイヤルホスト  Suica、楽天Edy、iD、QUICPay

スタバやタリーズのようなカフェについては、独自のプリペイドカードを採用する傾向がありますが、駅ビルの店舗でSuicaが使えるような事例もあります。

○ドラッグストア等のチェーン店
スーパーマーケット、ドラッグストア、ファーストフード、大型書店など、それぞれが提携する電子マネーを選択しています。

下記はその一例です(日々追加があるので見落としがあったらすみません)。自分の利用するお店の電子マネー採用状況はチェックしてみたいところです。

イオン Suica、waon
イトーヨーカドー Suica、楽天Edy、nanaco
ビックカメラ Suica、楽天Edy、waon、iD
ヨドバシカメラ Suica、楽天Edy、iD、QUICPay
マクドナルド 楽天Edy、WAON、iD

○商業ビル
自分がよく利用する商業ビルが丸ごと特定の電子マネーに対応している場合、これは利便性が高まります。前述のチェーン店対応とは関係なく、全店が電子マネー対応になるからです。

JR系の商業ビルがSuica対応なのは当たり前のようですが、スタバ等がチェーンとしては電子マネー対応していないのに、駅ビルに入店したスタバの支店はSuica対応になるようなことがあります。

○その他
意外なところでは書店の対応が進んでいることもあげられます。後で説明しますがポイントを貯めるとき、高額の買い物になりがちな雑誌や書籍でポイントが貯まるならこれを利用しない手はありません。紀伊國屋書店や丸善等の大型書店ではSuicaや楽天Edyに対応しています。

■電子マネーのポイントは絶対登録しておこう

2014年において電子マネー活用の最大のポイントといえるのは「ポイント」です。電子マネーごとに利用額に応じたポイントがつくことが多く、これをしっかり回収できれば、消費増税の一部を取り戻すことが可能だからです。

セブンイレブンやデニーズ、イトーヨーカドーを利用するなら決済をnanacoにすれば、100円につき1ポイントが貯まります。毎日200円使うと仮定すれば年間で730円分節約できることになります。実際にはもっと多い人もいるでしょう。

楽天Edyは楽天スーパーポイントとの連携があり、登録しておけばサークルKサンクスやてもみんなどのお店で200円ごと2ポイントが貯まります。

Suicaの場合、Suicaポイントクラブへの登録が必要です。しかし登録後はキオスクや提携店舗での利用ごとにポイントが貯まります(100〜200円ごと1ポイント。お店による)。ただし、電車の利用ではSuicaのポイントは貯まりません。

提携クレジットカードのポイントと重ねると還元率はもっと高まります。会員登録が面倒だからとサボっていた人は、それぞれ登録しておくと、思わぬポイントが貯まるかもしれません。

■電子マネーは2つセットしてみよう

現状ではSuica(およびモバイルSuica)の利用シーンがもっとも広く、日常的にもSuicaを持つ人は多いため、セットしておきたい電子マネーの筆頭です。

しかし楽天Edyも負けないほど利用店舗は多く、セブンイレブンやデニーズ利用者にはnanaco、イオン利用が多い人にはwaonも魅力があります。

3つも4つも電子マネーをセットするとむしろポイントが分散してしまったり、数百円から数千円のチャージがそれぞれ残っていたりしてお金のやりくりがうまくいかなくなります。そこで、オススメとしてはメインとサブで、2つの電子マネーをセットしておくといいでしょう。

例えばモバイルSuicaをメインとしつつ、デニーズとセブンイレブンの利用はnanacoというように2つの電子マネーを使い分けるのです。

ちなみに同じスマホに2つの電子マネーが入っていても二重課金される心配はありませんのでご安心を。

2014年の電子マネーは「2つインストール」「ポイントはしっかりゲット」で行きましょう!