キューバを代表するスラッガーでアテネ五輪金メダル獲得にも貢献したユリエスキ・グリエルの横浜DeNAベイスターズ入りが決まった。1年契約で契約金&年俸は推定1億円、背番号は「10」となる。

すると18日放送、TBS「S1」では「独占取材 キューバの至宝グリエル 横浜DeNA入団の舞台ウラ」と題し、今月15日、キューバへ赴いた池田純球団社長に同行取材を行った様子を伝えている。

番組のカメラに「キューバの選手も日本に何人か来てるじゃないですか。けどナンバー1の選手が来るっていうのは初めてなので1個のドアが開いた」と興奮気味に語る池田球団社長、キューバで野球選手は国家公務員にあたるため、グリエルとの面会にキューバ国立体育スポーツ省を訪れた。

顔を合わせるや「横浜にラテン料理店はある?」というグリエルに、「球場のすぐそばにキューバ料理屋を見つけた」と返答した池田球団社長。これにはグリエルも「私の第二のホームになる」と笑顔を見せると、「日本のことはずっと好きでした。世界大会で戦った日本人選手を何人も知っています。横浜だと三浦大輔。アテネ五輪で戦いました」と言葉を続けた。

入団会見後、改めて「まず見たいですよね、みんな。私も含めて彼のプレーを見たい。それが大きなポイント」と話した池田球団社長。スタジオではゲスト解説を務める野村克也氏もまた「はやいです。スイングであるとか小さな動きが非常に機敏だから。そういうのが野球には求められる。キューバで野球は国技でしょ。そういう国ですからすぐに役に立つでしょ」と所感を述べ、「来日即スタメン」とも伝えられるグリエルに太鼓判を押した。

気になるグリエルの来日は6月上旬を予定している。